一昨年の全米アマを制し、アマチュア界No.1に登り詰めたピーター・ユーライン。昨年末に在学中のオクラホマ州大を中退しプロ転向、しかも主戦場をいきなり欧州ツアーにすると発表し話題になっていました。アメリカ出身の若手選手がいきなり欧州で戦うのはレアなケースではありましたが、同時にゴルフの「グローバル化」を象徴する決断でもありました。
そして、先日発表されたユーラインの年明けからのスケジュールを見ると、本当に「グローバル」なプロになろうとしているようです。
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photo: zimbio.com
リー・ウェストウッド、ダレン・クラークらのマネージャーも務めるチャビー・チャンドラーによると、ユーラインのプロデビュー戦は今月26日からインドで開催される欧州チャレンジツアーの「グジャラート・ケンズビルチャレンジ」。
そこから
カタール(カタールマスターズ)
↓
ドバイ(UAE)(オメガドバイデザートクラシック)
↓
プエルトリコ(プエルトリコオープン)
↓
モロッコ(ハッサンII ゴルフトロフィー)
↓
ケニア(ケニアオープン)
↓
マレーシア(メイバンク・マレーシアンオープン)
↓
韓国(バランタイン選手権)
などに出場を予定しているとのこと。僅か3ヶ月で8か国、10試合!
「彼は前例のないことをやろうとしている」
とチャンドラー。チャンドラー曰く、ユーラインは欧州と欧州チャレンジツアー出場に専念し、可能な限りワールドランキングポイントを稼ぎ、いずれはPGAツアーメンバーになろうとしているとのこと。
「2つのツアー(欧州とPGAツアー)の狭間で行き来するのは意味がない。彼は本当の意味でワールドプレーヤーになろうとしていて、これが最も効率的な道だと思っている」
とチャンドラー。
ご存知の方も多いかと思いますが、父ウォーリー・ユーライン氏はタイトリスト社のCEO。息子の選択肢は必ず父の影響があるのか...どうしてもそう考えてしまいますが、
「私の決断は私自身で決めている。父は私の最大のアドバイザーの一人。何年もの間、父は多くの選手からアドバイスを求められてきた。私にとって父親だというアドバンテージはあるから、同じようにアドバイスを求めていく」
とユーライン。若干22歳、しっかりとした考え方を持っています。チャンドラーとISMと契約した経緯については、
「欧州ツアーは世界経済と連携している。欧州PGAツアーでプレーし、今でもメンバーの選手たちのリストを見ると一流選手ばかりだ。私の目標は欧州PGAツアーで成功すること。その目標を達成するためにISMのチームは適任だと思った。
「目標を達成させるため、まずは欧州PGAツアーのシード権を獲得することで、そのチャレンジを楽しみにしている。『上達』するというプロセスに集中すれば、目標や目的は自ずと達成できるものだ」
と言っています。ぶれないビジョンや芯の通った発言...この辺も世界を相手に戦う父親を見て育ったからなのか。