よりによってこのタイミングじゃなくてもいいじゃない、と思うくらい米LPGAにとっては最悪なニュースが。それともこのタイミングを狙って報道されたのか・・・。
今日開幕する「全米女子オープン」を前に、ロレーナ・オチョアを含む米LPGA主力選手らがキャロライン・ビベンス会長(コミッショナー)の辞任を要求していることが6日(日本時間7日)表面化したのです。その背景には2007年度から年々大会数が減っていることにあるようです。ハワイでの3試合が来年から無くなるなど、この世界的不況の中でLPGAツアーの将来的ビジョンが見えにくく、新しいリーダーの下でツアーを再建していくために会長辞任を求める手紙がLPGA理事会に送られたとのこと。
これまたスキャンダラスなことになりそうな匂いがプンプンします・・・。
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photo: daylife.com
(キャロライン・ビベンス会長)
ことの発端は今週の月曜日に「Golfweek Magazine」が報じたニュース。それには先週の「ジェイミーファー・オーウェンズ・コーニング・クラシック」の開催中に数名の選手が会食し、ビベンス会長辞任に賛同したのだとか。
この会食に参加されていたとされる選手とは・・・
・ロレーナ・オチョア
・ポーラ・クリーマー
・モーガン・プレッセル
・ナタリー・ガルビス
・クリスティー・カー
・ヤニ・ツェン
・ミッシェル・ウィ
・スーザン・ペターセン
おいおいおい・・・LPGAを代表する選手ばかりじゃないですか。
会食後、意見が一致した選手たちはLPGAの理事会にビベンス会長辞任の要求する要望書を送ったそうなのです。LPGA広報担当のデビッド・ヒグドンは要望書を受け取ったことは認めるも、それ以外に何も公式なコメントは出していません。
LPGAの理事会は13名によって構成されていて、うち7名が現役の選手。別の報道によると、理事会に席を持つ7選手のうち5名はビベンス解任に賛成しているとのこと。よって、アドバイザーとしてついている6名中2名が賛成すれば本件が可決されるそうなのです。
2007年の全米女子オープン覇者のカーは今週記者会見を開いたのですが、「ここでは全米女子または私のこと、私のゴルフのこと、または私のワインメイキングの話題だけにしておきましょう」と笑いを取っていました。その他選手も「ゴルフに集中するため」沈黙を守っています。
唯一、コメントらしいことを残しているのはペターセンで
「我々はツアーのために立ち上がっているだけ。あとは上層部と理事会が解答を出すだけ」
と言っています。
ビベンスは2005年にコミッショナーに就任。まだ契約満了まで2年残っています。
ペターセンは「ツアーの過半数の声を代表して」要望書を送ったと言っていますが、この会合のことすら知らなかった選手もいるようです。
その一人がクリスティーナ・キム。「プレーヤーディレクター」としてLPGA理事会に席を持つキムは、この会合にも呼ばれず、また要望書についても報道が出た後に知ったとのこと。ビベンスの指揮について聞かれると「ネガティブなことは何一つない」ときっぱり否定しています。
「我々が抱える問題は、特定の人物や事件が招いた結果ではない。複数の要因がある」と、ペターセンが言う「過半数の声」とは真逆のことを言っています。
ちなみに、Twitterにアカウントを持つLPGA選手(キム、ウィ、ツェン、プレッセル、ペターセン、ガルビスなど)らの書き込みを見ましたが、どれもこの件については触れていません。
既に次期コミッショナー候補がいるのでしょうか?理事会のメンバーでもあるクリスティーナ・キムが会食に呼ばれていなかったのはなぜ?どこかに黒幕がいるのでしょうか?
どこに真実があるのか・・・
とりあえず、全米女子オープンが終わるまでは動きはなさそうですね。
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