米LPGAで不正行為疑惑!?アン・シヒョン「何も見なかったことにして」

先週の米LPGAツアー「CNカナディアン・オープン」で信じられないような出来事が・・・。


現時点で当事者たち全員がコメントしていないので、その信憑性は100%ではないですが、現段階で分かっている事実を時系列で羅列しておきます。


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photo: zimbio.com


まず、先週のCNカナディアン・オープン初日のラウンド後、韓国のチョン・イルミアン・シヒョンが失格処分になっていました。その理由は明らかになっていなかったのですが、LPGAツアー選手のキャディを務める、ラリー・スミックが自身のブログでその真相を明らかにしたのです。


その全文がこちら


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「ようやく捕まった!これまでずっと私は韓国人の不正行為についての詳細を述べ、その所見を見た人たちから人種差別主義者呼ばわりされてきた。...先日、私は間違っていなかったことが判明された。チョン・イルミとアン・シヒョンが失格処分になっていたことを気付いていただろうか?その理由は、2人は最終ホールでお互いのボールを間違ってプレーしてしまい、その違反をスコアに反映せずにスコアカードにサインをしてしまった。控えめに言えばそういうことだ。


「『疑惑』の事件について、私が聞いたことは次の通り。両方のボールはフェアウェイにあった。アンはグリーンを外し、チョイは乗せた。アンはアプローチを寄せて、タップインでパー。ここで全てが始まった。どうやら、この時アンは自分のボールでなかったことに気付き、チョイに韓国語で話しかけた。その時、帯同していたキャディのうち一人はそのミスに気付いたが何も言わなかった。彼女たちはプレーを終了し、アテストテントに行き、スコアを確認しサインをした。テントに向かう前後のどこかで、アンは彼女のキャディ(普段はネイションワイドツアーのキャディをしていて、今週だけ彼女のバッグを担いでいた)に『何も見なかったことにして』と言った。現時点では誰がオフィシャルに話したのかは分からない。このグループの3人目の選手はこの状況に気付いておらず、関わっていない。ちなみに、アンは72、チョイは76だった」
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このブログのエントリーがきっかけで水面下で徐々に話題になり始めたのです。このエントリーを見たWaggle Roomのライターは更に追跡を始め、スミックにこの話をしたのは「アンのキャディ」だったことが判明。「ただし、彼は業界から干されるのを恐れ、詳細は公にしないかもしれない」と話していたそうです。


さらに、Waggle Roomは


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「我々は新たな証言を得ることができた。それはグリーン上に上がるところまでは同じだ。


「アンとチョンが状況を把握した際、チョンのキャディがダウニーのキャディに駆け寄り『ちょっと面倒くさいことが起きたかもしれないけど、俺は何も言わない』と言った。ダウニーのキャディはアテストテントに行った。アンとチョンはスコアカードをサイン。ダウニーのキャディは両名を通報しようとしていたところ、彼女たちは自らLPGAオフィシャルを探し、ルーリングを求めた。そして必然的に失格処分となった」


とのこと。そしてLPGAツアーにも連絡をし、本件について聞いたところ、LPGAのスポークスマン、マイク・スキャンラン氏は


「選手たちはラウンド後にルールオフィシャルを探し状況を説明し、その後失格となった。選手たちがルールオフィシャルを探して状況説明するまでの間にLPGA関係者はどの選手、キャディからも相談を受けていなかった。我々が把握しているのは選手たち自らが申し出て、問題を認め、ゴルフ規定に準じて適切な処分を受けた」
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とメールで返信したそうです。


そして、この時点では大手媒体のコラムニストたちがこの件を嗅ぎ付け、GolfweekやCBSSports.comでも小さく取り上げられ、LPGAも詳細の調査に乗り出すと断言。


Golfweekの続報によると、チョンとキャディのクリス・ベンズからは話が聞けたがアンと彼女のキャディとは連絡が付かないとのこと。


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Golfweekによると、ベンズは18番のグリーン上でチョンがボールを換えたことに気付いたとのこと。彼はダウニーのキャディにその旨伝えたそうです。その時点でベンズは「違うボール」でプレーした際の罰則は知らなかったとのことで、その時点でチョンに話す必要は感じなかったのだとか。(キャディ!しっかりしろ!)


アンとチョンがアテストエリアを去ろうとしていたところでベンズは2人に話しかけ、お互い違うボールでプレーをしてしまったのではないか、と問い詰めルールオフィシャルに相談した方が良いと言ったそうです。2人はその場で韓国語で会話し、ベンズの意見に同意すると言い、ルールオフィシャルがいるトレーラーに向かったそうです。


一方、チョンのエージェント、ヤング・ソン氏は(通訳を介し)チョンはラウンド後にボールをサインしてスコアラーにあげようとした時に自分のボールではないことに気付いたと言っています。ベンズは「選手たちがいつ気付いていたか?それは謎だ」と証言しています。


大会終了後の月曜日、この件についてLPGAはチョンに事情聴取を行ったそうです。隠ぺい疑惑の可能性にしてLPGAのデビッド・ヒグドン氏は「真実なのかはこれから詳しく調査を行う」と言っています。
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と、まずここまでが現時点での最新情報です。


調べれば調べるほど、冒頭のスミックの証言にある「何も見なかったことにして」という発言がどこにも出てきません。過去には韓国人選手たちを差別するような過激な発言もあり、彼の証言は鵜呑みにしない方がよいかもしれません。


ただ、一つ言えるのは、LPGAや当事者も同じように事実を隠そうとするかもしれないということ。LPGAだって所属する選手(ましてやチョンはLPGAの韓国人選手の最年長であり、協会の選手会理事の一員でもある!)がルールを破っていたことを隠ぺいしていた「真実」は公表したくないわけで、ここまで大事になってしまった時点で誰が本当のことを言っているのか判断するのは困難かもしれません。


暫くはLPGA、そしてまだ公に何もコメントしていないアンと彼女のキャディの話が出てくるまでは静観しておくべきかと思います。


でも、もしスミックの話に出てくる発言が本当なのであれば、LPGAのツアーのイメージに大打撃どころか、ゴルフをする資格なしですね・・・。


どこぞの(民主党の)政治家じゃあるまいし。

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