母の死乗り越え優勝!頑張れ、メリッサ・リード

このサイトを以前からご覧いただいている方なら僕のメリッサ・リード推しについては既にご存知かと思いますが、今回は贔屓目なしにすごい快挙です。


快挙というか、ゴルフの神を信じたくなる、心温まるストーリーです。

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photo: Ladies European Tour


先週行われた欧州女子ツアーの「プラハゴルフマスターズ」。リードは最終日をトップで迎え、最終ホールで1.8メートルのパーパットを沈めて1打差で優勝。ツアー通算4勝目を飾ったのですが、一生心に残る勝利となったのです。


1ヶ月前、リードはドイツで行われた同ツアー「ユニクレジット・レディース・ドイツ・オープン」に出場予定だったが、大会週の火曜日に娘のプレーを観戦しに来ていた両親が交通事故に遭い、父のブライアンさんは無事だったが母ジョイさんは亡くなってしまったのです。


その大会はもちろん棄権、「いつまたゴルフを再開していいか分からなかった」が先週のプラハゴルフマスターズで5月中旬以来の復帰戦を飾る。そして、優勝。ゴルフの神はきっといる-そう思ってしまうような勝利。


リードの試合後の会見がこちらの動画。一部抜粋して翻訳しておきます。



■優勝後の会見
「正直、(最終日は)あまりナーバスではなかった。ここ4週間、私と家族に起きたことを考えると、もうどんなことも困難には感じない。(事故の後)数週間後、コーチに会った時、『いつになるかは分からないけど、これは必ずお前を強くする』と言ってくれた。友人もみんなそう声を掛けてくれた。私も、正直、そうだと思う。これからも全力投球していくし、これ以上の悲惨な状況はない。そう思うと、(最終日は)すごく落ち着いていたし、18番のパットも絶対に入ると確信していた。


「もちろん、ここ1ヶ月で起きたことを考えれば私の家族にとってはとても特別な優勝。少しでもいいニュースを持って帰ることができて嬉しいし、少しでもみんなが笑顔を取り戻すきっかけになればいいな。・・・ゴルフ界は私にとっては家族のようなもの。(プレー終了後)スコアカードを取りに行った時、選手が全員並んで祝福してくれたのは本当に感動した」


■優勝翌日のラジオインタビュー


-一夜明けて
「家族を襲った悲劇が現実だということがまだ受け入れ切れていない。6か月、ひょっとしたら1年経ってもそうかもしれない。でもそれが私を成長させてくれる、ゴルファーとして、そして人間として。なぜなら、蓋を開けてみれば、ゴルフは私にとって競技でしかないし、それ以上に大切なものがある。これからどんな試練が待ち受けていても、最悪の事態の中で最善を尽くせる人間になっていると思う」


-父にはなんて声をかけた?
「(父と)私は性格が似てる。というか、私がお父さん子なだけ。いつもなら優勝したら1週間オフにして他のツアーの選手たちと祝ってるけど、今回はそんな気は全くなかった。真っ先に自宅に帰って、父にハグをしてあげたかった。もう一度笑ってほしかった。私、父、そして家族全員にとって、とても特別な一夜になった」


-米LPGAツアーに参戦する予定は?
「もちろん、機会があれば行きたい。(ウェグマンズ)LPGA選手権は事故があったから出場できなかったけど、できるだけ多くそっち(米国)でプレーしたい。やっていける自信もある。毎週、世界のトップの選手たちと競えるのも素晴らしいこと。今年の終わりのQスクールには行ってなんとかツアーカードを取りたい。もちろん、来週の全米(女子)オープンを勝てば話は別だけど」


-復帰時期について迷いはあったか?
「最初は、いつまたゴルフを再開していいか分からなかった。(事故は)大会期間中に起きたから。どんなゴルフになるのか分からなかった。そうしているうちに、ゴルフが恋しくなってきて、きっと母も私がまたゴルフしていることを願ってるだろうな、と思った。母は私に世界一のゴルファーになってほしいと思っていたし、私が自分の夢を叶えることをいつも願ってくれていた。それが事故から2週間後くらいだったかな。でも、これくらいの休憩があって逆によかった。ゴルフになると、四六時中ゴルフのことばかりになってしまうので、エントリーしたのは10日前だったし、少し離れる時間ができてよかった。その効果もあったのかな」


>メリッサ・リードのTwitterはこちら


いよいよ来週に迫った全米女子オープン


今年は楽しみだな。

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