押し寄せるゴルフ国際化の波

先日まで物議を呼んでいた米LPGAツアーの「英会話強制」問題。予想以上の反響があったのだろう、事態の収拾に向けてLPGAは発言を撤回。この件に関して色々と意見が飛び交っているが、今回のクオリファイングトーナメント(QT)を見ていてふと思ったことがある。


それは、これからのLPGAを担う選手たちが集うQTの上位選手たちのほとんどがアメリカ人でないことだ。上位10名のうちアメリカ人はミッシェル・ウィステイシー・ルイスギャレット・フィリップスの3名のみ。仮に今日予選会が終わっていたら、最終予選に通過した32選手のうち米国出身選手は11名。国際化の波が押し寄せているのは明らか。これがLPGAの現実なのか、と。


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photo: flickr@foxypar4


アメリカ本土で、アメリカ人が運営するアメリカ人のスポンサーを集めた大会で、アメリカ人が活躍する機会がそれだけ少なくなるという事実はアメリカ人にとってはさぞかし面白くないのだろう。強攻策として提案してみた「英会話強制」案もきっとそういった背景があったからなのだろう。


男子のPGAツアーに目を向けても同じような傾向が見られる。今週のライダーカップから遡って10試合(メジャーも含め)、アメリカ人以外の優勝が8回。うちビジェイ・シンが3勝しているので少し偏った数字かもしれないが、これもまた現実として受け止めるべきなのだろう。


これからゴルフの国際化は益々進んでいくに違いない。日本もその波に乗り遅れぬよう、選手を強化するだけではなく、各協会やゴルフ業界が一体となって「ゴルフ」というスポーツを改めて見直す時期に入っている気がする。


本当の意味での「ゴルフ文化」を構築していくためにも。

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