先週末はずっと経過を追いつつも、なかなか更新する時間が取れなかったのが悔まれます。金曜日から米イリノイ州シュガーグローブでライダーカップの女子バージョン「ソルハイムカップ」が開催され、アメリカチームが最終日のシングルスマッチでここ一番で勝負強さを発揮して大会3連覇を達成。ポーラ・クリーマー、ナタリー・ガルビス、ジュリー・インクスターら豪華な顔ぶれの米国チームはアニカ・ソレンスタムが抜けた欧州チームを16-12で下しました。
そのアメリカチームで一際目立っていたのが、やはりこの人でした。

photo: zimbio.com
今回、キャプテン推薦枠で選ばれ、初のソルハイムカップ出場を果たしたミッシェル・ウィ。大会前から「選んでくれたことが何よりも光栄。とにかく、チームメイトのため、国のために闘う」と「フォア・ザ・チーム」精神を前面に出していました。これまでのウィは、結果はどうあれ、その若さと身体能力から来る将来性や「個人技」に注目が集まっていました。ビジュアルもスラッとしていてメディア受けもしやすいから仕方ないでしょう。
しかし、今回は個人の技量云々ではなく、「チームのために何ができるのか」「選ばれた(自らがチーム入りできなかった)身分でどのような活躍をするのか」といった点に焦点が当てられ、自らもそう言い聞かせていたようです。
そして、大きな変化がもう一つ。これまでウィを「過保護」に守り続けていた両親を大会期間中、関係者の輪から完全にシャットアウトしたのです。ロッカールームも、チームミーティングが行われる場も、チームの食事会も、全て丁重に断られたそうなのです。2004年のカーティス・カップ(女子アマチュアのチーム戦)でも似たような処置は取られましたが、規模から言うと今回のソルハイムカップとは比べものになりません。世界中で戦い続ける19歳のウィにとって、今回が初の「親離れ」になったのです。
そんな中、果たしてプレーに影響は出ないのか懸念されていましたが、むしろ親離れしたことが良かったようです。今回の大会では4戦に出場、アメリカチームベストとなる3勝0敗1分のほぼ完璧なゴルフを見せアメリカチーム優勝の立役者になったのです。
圧巻だったのが最終日のシングルス。この日のシングルスマッチの中間地点では欧州チームが6試合でリードする展開でほぼ互角の状態。しかも、ウィの対戦相手はスウェーデンのベテランでソルハイムのキャプテンを務めたこともあるヘレン・アルフレッドソン。途中追いつかれるも、最後まで積極果敢に攻めたウィが最終18番を分けて1アップで勝利。
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photo: zimbio.com
「(スコアボードを見て)『とにかく赤、赤、赤の数字!』と祈りながらプレーしていた・・・。皆、これまでの私とは違う一面が見れたと思う。この経験はとにかく楽しかった。どうやって表現すればいいか分からない」とウィ。
これだけ長く話題になりながら、1勝目が遠いウィ。この親離れがきっかけで、一皮向けてくれると暗いニュースが続く米女子ツアーにも明るい兆しが見えてくるのではないかな・・・。
頼むぜ、ウィ!
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【ウィ使用ギア】

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