尖閣問題で対日関係が揺れる中、台湾との関係をも悪化させかねない衝撃的なニュースが飛び込んできました。
中国のとある財閥が台湾ゴルフ界のスター、ヤニ・ツェンを大金で「買収」し国籍を中国人にさせようとしていたそうなのです。
この感覚、全く理解できません・・・。

photo: zimbio.com
The China Post(Golf.com経由)によると、この中国企業は昨年来、ヤニ・ツェンにスポンサー契約の話を持ちかけていたとのことで、先日台湾に帰国したヤニ・ツェンの父が明らかにしました。契約金は5年で250万ドル(約21億円)、プライベートジェットと豪華別荘も付いていたのですが、契約条件の中に
「中国国籍になること」
も盛り込まれていたそうなのです。
「国籍は変えられない。なので、即断った」
と父マオシン・ツェン氏。
人身売買とも取れるこのオファー。そこには少し先を見据えて狙いがあり、2016年から正式に五輪競技となるゴルフの中国代表選手として出場させたかったそうなのです。この報道を聞いた台湾ゴルフ協会は、ヤニ・ツェンとの商業的な取引に関して口出しはできないが、その目的が彼女を中国代表メンバーとしてプレーさせることであれば一切譲歩しないと断言しています。
今季はクラフトナビスコチャンピオンシップ、全英リコー女子オープン、そして先週のP&G NW アーカンソークラシックと3勝、ツアー通算5勝を挙げているヤニ。活躍をきっかけに新たなスポンサーがゴルフ界に入ってくることは歓迎すべきですが、このやり方はあまりにも酷いのでは・・・。そもそも中国は強い選手を育てようという気がないのか、とも取れてしまいます。仮にヤニが中国人になり、そして仮にオリンピックで金メダルと取れたとしても、心底喜べるのでしょうか・・・。
一国を代表するスターを金で買ってしまおうなんていう発想自体が信じられませんが、中国らしいといえばらしいですね。
お金って怖い、怖い。
>ネタ元:Golf.com、The China Post
