あなたの「BPNHWM」は誰ですか?やはり1位はリー・ウェストウッド[後編]

先日、10位から3位までをランキングした「Best Player Never to Have Won a Major(メジャーを勝っていないベストプレーヤー)」


それでは僕が思うトップ2名を。

■2位:アンソニー・キム
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photo: zimbio.com


恐らく、PGAツアーで最もエキサイティングで、ダイナミックなプレーヤーでしょう。これまでの「清楚で高貴」というゴルフのイメージを払拭、表現力豊かで、哀愁漂う風貌からか時に「乱暴」に聞こえる発言もなぜか憎めないし、叩かれない。「仕方ないね、キムだから」と許されてしまうのも、彼が持つ独特のオーラなのかもしれません。また州立大学で決して「エリート」街道ではないオクラホマ大出身というのも好印象の一因なのかもしれません。


一昨年のルーキーシーズンでいきなり2勝。次世代の筆頭候補として注目されていましたが度重なるケガ(一度はボストン・レッドソックスの試合見学で打撃練習をして筋肉痛になって試合に影響が出たという珍事もありました)で昨年は不発に終わりました。


今季も3位に入賞したマスターズ直後に手首の手術を受けるとのことで、完治はしていないのでしょう。それでもシェル・ヒューストン・オープンを優勝、ホンダ・クラシックで2位に入るなど、復活の兆しは見えています。キムの場合、プレースタイルも結果も「All or Nothing」、1か0か。昨年の全英オープンでは、予選2日間の最初の32ホールを全て違うスコアで回るという、ある意味離れ業を見せてくれました。今年のマスターズ最終日の猛追は全てが噛み合った結果であり、復調して気分よくプレーしている時の彼のポテンシャルは計り知れないものがあります。


メイハンは5年以内と言いましたが、キムは今年中にこのリストから外れてもおかしくないと見ます!


■1位:リー・ウェストウッド
今年のマスターズを含め、直近のメジャー3試合で最後まで優勝争いに絡んでいるウェストウッド。全英ではトム・ワトソンに、マスターズではフィル・ミケルソン(とタイガー)に、そして一昨年の全米オープンではロコ・メディエイト(とタイガーの膝)にスポットライトを持っていかれ、上位争いするときに限って必ずと言っていいほど脚光を浴びない選手。決して派手ではないプレースタイルやルックスもあるのでしょう。それでも昨年の欧州ツアー賞金王(Race to Dubai)を制したように、世界一流のプレーヤーであることは紛れもない事実。ここにきて勢いを増している「イギリス勢」の筆頭選手です。


メジャー40試合に出場してトップ10入りが6回。うち全米オープンが3回(2008年3位、2000年5位タイ、1998年7位タイ)。ぶっちぎりで勝つことはないと思いますが、6月のペブルビーチで最後に笑っているのはこの人かもしれませんね。

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