48歳ケニー・ペリー、「これが最後のチャンスだと思って・・・」

「自分がどこまでできるのか、楽しみだよ」とマスターズ3日目を振り返ったケニー・ペリー。この日首位に並び、一時は単独トップに立った。


タイガー・ウッズ世代にピークを迎えたがために、大舞台ではあまり脚光を浴びることはないがペリーはツアー屈指の堅実なプレーヤー。今週もボギーは4つだけ。マスターズ最終日で初のビッグタイトル奪取を目指す!


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photo: masters.com


ペリーの話し方や振る舞い方を見ていると、本当に近所のコンビニで酒のつまみでも買ってそうなおじさん。「筋トレなんかしてないし、食べるものも注意してない」とどこまでもマイペースな48歳。でもこんなペリーだからこそもっと日本のメディア(雑誌)は取り上げてもいいのかと思う。タイガーのスイングは真似できないけど、「全然筋トレなんかしない」48歳ペリーのスイング、力の使い方は参考になるはず。


近年の活躍が目覚ましいペリー。シニア入り間近で「偶然でしょ」と思われがちだが、決してそうではない。PGAツアー13勝のうち10勝が40代に入ってから。1996年の全米プロ選手権ではプレーオフの末に破れたが、生涯獲得賞金は26億円を突破している。


昨年は(珍しく)ちょっと話題にもなった。1996年の全米プロを破れた地元コースで開催されたライダーカップに出場することを年初の目標に置き、アメリカチームのメンバーに選ばれるために確実に上位に来れる試合にしか出場しないスケジュールを組んだ。そのため全米オープン全英オープンもパス。それまで活躍していて出場権を「放棄」したペリーにメディアや一部の選手たちからも「空気読め」と批判されることもあった。それでも自分が立てた目標を達成させ、ライダーカップ本番では見事にアメリカチームを優勝に導き周囲の雑音をかき消した。


「これが自分にとって(マスターズを勝つ)最後のチャンスかもしれないわけだし。楽しんでくるよ、絶対に」とペリー。


ペリーが優勝すれば、マスターズのみではなくメジャー史上最高年齢での優勝になる(48歳、8ヶ月、2日)。マスターズでは過去18年で17回、最終組からチャンピオンが生まれている。


ペリーにとっては嬉しいデータは他にもある。ペリーが3日目を終えて首位(または首位タイ)に立って望んだ最終日は過去に8度あるのだが、うち7回は優勝している。その8回の最終日の平均スコアは69.94。明日69を出せれば、誰も付いてはこれないだろう。


「これまでのプロ生活で、俺は自分のエネルギーをコントロールすることができている。ラウンド中にも冷静にプレーすることができている。それは大きな力だと思う」


「以前ほど遠くへは飛ばせないし、アイアンの制度も少し落ちているけど、今の方がスマートなプレーができるし、自信もある。自分が達成すべきことへの信念もある」


それが最大の武器なのかもしれない。ここまで来たら、「おじさん」世代代表が涙する姿を見てみたい。


■マスターズ3日目ハイライト動画

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