マスターズ初日:タイガー・ウッズ、24位タイの出だしをどう見るか

マスターズ初日が終わり、首位に立ったのは若手で最もメジャーでの実績があるロリー・マッキロイとスペインのパワヒッター、アルバロ・キロス。共に65の7アンダーで3位タイの崔京周、Y.E.ヤンに2打差を付ける好スタート。


昨年のこの大会で長期ブランクから復帰した世界No.7のタイガー・ウッズは3バーディ、2バーディの「71」で1アンダー、24位タイのスタート。これを好位置と見るか出遅れと見るか・・・。


過去のタイガーのマスターズでの戦績を見る限り、前者と判断してよいのかもしれません。

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photo: zimbio.com


この日のタイガーは序盤でティショットのばらつきもありパーを拾う我慢のゴルフ。後半では一時1オーバーまで落としましたが、パー5の13番で難なくバーディを奪い、続く14番でも一つ伸ばして1アンダーに。コースを知り尽くしているだけに、ゴルフチャンネルの解説者に言わせると「守りながらのゴルフ」で、要所で素晴らしいパッティングのタッチを見せていました。


ショーン・フォーリーと取り組んでいるスイング改造についてなにかとマイナス点が指摘されてる最近のタイガーですが、良くもなく悪くもなく、まずまずのスタートだったのではないでしょうか。


「何度も惜しいパットがあった。すごくうまく打てていたけど、最後カップに嫌われていただけ。あれが入り始めてくれればね。


「ロリーのポジションにいることが理想的だけど、まだまだ先は長いからね。気温も上がってくるみたいだし、ピンポジョションももっとタフな場所になってくるんじゃないかな」


ちなみに、タイガーがこれまで優勝したマスターズでの初日のスコアと順位を見てみると・・・


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タイガー・ウッズがマスターズを優勝した年の初日成績
2005年:74(+2、33位タイ)
2002年:70(-2、7位タイ)
2001年:70(-2、15位タイ)
1997年:70(-2、4位)
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今年が17回目の出場で初日に70を切ったのは昨年(68)のみ。ラウンド後に本人が「納得している」と振り返っていましたが、初日はまずは「様子見」といったところなのでしょう。


一つ気になるのは、これだけの実績があるがゆえに周りの状況を見ながらプレーする余裕があるのは分かるのですが、タイガー自身のプレーには大きな変化が出てきています。この日のタイガーのティショットの平均飛距離は263ヤード。1997年の優勝時が323ヤードで60ヤードも落ちています。落ちているというより、落としています。本来であれば誰よりも飛ばすことでアドバンテージを得ていたタイガーが、あえて長所を殺してまでオーガスタを攻略しようとしていることが果たして吉と出るのか・・・。


タイガー本人は「勝つために必要なステップ」として取り組んでいるスイング改造。それに伴うゲームプランの組み立て方も、全て「優勝」に繋がるのかどうか。


2日目以降も注目です。

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