マスターズ回顧:しぶとすぎたアンヘル・カブレラ、ボディーブローから立ち直れなかったケニー・ペリー

マスターズ2009、最後に笑ったのは一昨年の全米オープン覇者アンヘル・カブレラ


8番パー5で放った大シャンクを見た時は絶対に脱落したと思ったし、18番で右の林に入れて出すのがやっとのところからまさかのパーセーブ。想像を絶するしぶとかったな...。この勝利で南アメリカの選手としては初のマスターズタイトルを手にしました。


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Photo:flickr(poochie_bettinardi


最終組が16番を終わった時点でケニー・ペリーの優勝と思った人は9割くらいいたのではないだろうか(僕はその一人)。カブレラが最後までしぶとく粘ったことは称えるべきなのですが、それ以上にペリーの『持久力』のなさが目立ちましたね。


16番を最後に、武器であるアイアンの精度が一気に落ち、最後はヘロヘロ...カブレラがプレーオフ進出を決めたパットを沈めたところで勝負あったのかもしれないですね。おじさんにはあまりにも長すぎるバトルだったのかもしれないですね。カブレラはそういう運も味方につけたのでしょう。


とはいってもカブレラも39歳(そしてあのビール腹を見る限り)、一見長期戦には決して強そうには見えなかったのですが...カブレラはちょっと前までヘビースモーカーでラウンド中も『精神安定剤』として煙草を吸っていたとか。しかし今では煙草を絶ち、禁煙者に生まれ変わったのも良かったのかもしれないですね。タイガーやビジェガスのように『筋骨隆々』型もいるかと思えば、カブレラのような『贅肉蓄積』型でも世界トップレベルで争えるんですね(実はインナーマッスルかもしれませんが...いや、あの腹の出方からしてない!)。励みになります(ウソ)


ペリーが最後踏ん張れなかったのはちょっとショックだけど、これもまたマスターズという舞台の偉大さなのかもしれません。


解説の中島常幸さんがフィル・ミケルソンのバーディーラッシュを見て言ってた一言がとても印象的だった。


『ボクシングと一緒で、打ち続けることなんて無理なんだよ。たまには受けることだってある』と。


納得かな...。ゴルフは自分が思い描いている通りに行かないスポーツ。


だから面白いんだろうな。


ペリーがこのボディーブローから立ち直れるかが不安ではあるが...

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