先週開催された「オメガミッションヒルズワールドカップ」、大本命のロリー・マッキロイ&グレイム・マクドウェルのアイルランドが最終日に伸ばしきれず、マット・クーチャーとゲーリー・ウッドランドのアメリカチームが大逆転優勝。タイガー&デュバル以来、11年ぶりにアメリカがタイトルを奪取し閉幕しました。
試合的には盛り上がった感はありましたが、大会運営に大金を注ぎ込んでる人はしらけ切っていたようです。

photo: zimbio.com
ワールドカップの冠スポンサー「オメガ」の社長は大会最終日の27日、ホストである中国のゴルフ市場を「未熟すぎる」と猛烈批判、次回大会(2013年)以降は中国に戻ってこない可能性があることを示唆していました。AFPの報道によると、オメガCEOスティーブン・アーカート氏は「世界一」を決めるはずの大会を多くのトッププレーヤーが欠場していることに不満を抱いていて、サッカーやラグビー同様にゴルフもワールドカップという名が付く以上は世界中のコースを転々として開催すべきと指摘。
「ワールドカップの舞台として中国のマーケットは未熟すぎる。(中国は)この規模の大会をサポートするのには時期尚早。...フィールドは(前回大会)よりは良いが、我々は満足していない」
とばっさり。
また、アーカート氏は大会を盛り上げるためのフォーマットも工夫すべきだと指摘し、
「我々がコミットしているワールドカップでこの形式(フォアボールとフォアサムを交互に4日間プレー)は今年で最後になる。2013年はどこで開催するかはまだ明言できない」
と不満を漏らしていました。大会側は12万枚のチケットは完売したと発表していたそうですが、ギャラリーはまばらだったとか。。。そりゃ怒るのも分からないでもないです。
オメガは2007年から大会スポンサー契約。香港出身の投資家ケネス&テニエル・チュー兄弟が数億円規模の資金でハイナン島にミッションヒルズリゾートを新設し、今年から会場が移動。チュー兄弟からしてみれば、契約が切れる2025年まで開催するためにリゾートを作ったものの、ここにきて肝心のスポンサーが大激怒で開催地が自分たちのコースではなくなる可能性が・・・。何とか戻ってくるように説得していくのでしょう。
そもそもトッププレーヤーが見向きもしない大会をワールドカップと呼んでいること自体に疑問を抱いていたファンも多いはず。これを機に大会の趣旨、運営方法を見直してほしいものです。
まー、中国市場が未熟というのも分からないでもないですね。マスターカードのCMをパクらせてもらうと、
There are some things in life that money just can't buy.
(お金で買えない価値がある)
なんですかね。
