全米プロ選手権最終日:キーガン・ブラッドリー優勝に関するメモ&私見

全米プロ選手権最終日、意識が朦朧とする中の観戦。ルーク、フィル、リーがいつチャージをかけてくるのかと思いながら見ていて、上位の2人(ジェイソン・ダフナー、キーガン・ブラッドリー)はどこで落ちてくるのか・・・と思いながら観戦していた方も多かったのでは。


でもこのアトランタアスレチッククラブのバックナイン、特に上がり4ホールがかなりハードな(ドSな!?)セッティングになっていたため、ほとんどの選手は最後のスコアメイクに苦しんでいました。苦手意識もあるのでしょう。ルーク・ドナルドが最たる例で、4日間を通してのこの4ホールの通算スコアが6オーバー(最後の2日で5オーバー)。3アンダーでホールアウトしたルークのスコアを考えると、この上がり4ホールが勝負の別れ目だったと言えるでしょう。


逆に言うと、この4ホールをパー、もしくは1つでも伸ばしてこれた選手が優勝争いに残っていました。15番でまさかのトリプルボギーを叩き、優勝の可能性が消えたかに見えたキーガン・ブラッドリーが16、17番で連続バーディ。プレーオフに望みを繋ぎ、16〜18番で行われたプレーオフでも1アンダーで回り優勝。これぞメンタルなのかもしれませんね。

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photo: zimbio.com


今回のブラッドリーの優勝は2002年のベン・カーティスの全英優勝にかぶるなーと思っていたら、やはり初メジャー&初優勝はカーティス以来9年ぶり、史上3人目の快挙。


これ以外にもブラッドリー優勝にまつわる珍しい記録(メモ)のいくつかを紹介しておきます。


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全米プロは2年連続のプレーオフでの決着。しかも2年連続で25歳の優勝者が誕生(昨年はマーティン・カイマー)。


■初メジャー挑戦で優勝したのは史上3人目の快挙。最後に達成したのは1993年のベン・カーティス(全英)。


■ネイションワイドツアー(PGAの下部ツアー)を卒業した翌年にメジャー優勝は史上初。


■これでメジャー7大会連続で初優勝者、13大会連続で異なる選手が優勝。


■スタンダードよりも長い(中/長尺)パター使った選手がメジャーを勝つのは史上初。ブラッドリーが使用していたのはベリーパター(中尺)。


■今大会、最難関と言われた上がり3ホール(16〜18番)を最終日に2回プレーしたブラッドリー。6ホール合計がなんと3アンダー、最初の3日間は通算1オーバー。


■OAKLEYウェアが今季メジャー2勝目。ブラッドリーは最終日、母校セントジョーンズ大学のスクールカラー「赤」でプレー。もう一人は全米を制したロリー・マッキロイ


■世界ランキング107位での優勝。今季のメジャー4大会の優勝者の平均世界ゴルフランキングは66.5
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タイガー・ウッズダスティン・ジョンソン、ダレン・クラーク、GMACら)の予選落ち、13大会連続で異なる選手が優勝、今季のメジャー優勝者の平均世界ランキング66.5が示す通り、今まで以上に年4回のメジャー大会は「誰にでも勝つチャンスがある」(どんなギアを使っていても勝てる!)ということなのでしょう。PGAツアー、欧州ツアーのフィールドで選手間の実力の差がなくなってきているのは前から言われていましたが、今回の大会も正にその一例に過ぎなかったのか、と。


日本ツアーもその中に入れると良いんですけどね・・・。


どうでもいいんですが、ジェイソン・ダフナーはやっぱりマッキロイに似てるし、


キーガン・ブラッドリーがこの人にしか見えない件w

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