ダスティン・ジョンソン「これが現実。これがゴルフのルール...全て俺のミス」

全米プロゴルフ選手権最終日、バンカーにクラブをつけたことで2打罰を受け、結果優勝を逃したダスティン・ジョンソン。(僕も含め)多くのメディアや同僚のプロたちが「バンカー議論」をしている中、当の本人はフロリダに戻りボートに乗って休日を過ごしていました。


そのジョンソンにフィラデルフィアのラジオ局が直撃電話インタビュー。恐らく誰よりも冷静にあのシーンを分析、反省していました。

物議をかもしている2打罰のシーン、ご覧になっていない方はこちらから。



そして、ラジオのインタビューでこう答えていました。


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■ミスが招いた不運な結末について:


ジョンソン:
「昨日を振り返ると、俺は闘い続けた。終盤で良いショットがいくつもあったし、決めるべきところでバーディパットを沈めることができた。バック9ではもっとチャンスがあって、良いパットを打っていたけど入らなかっただけ。ポジティブな側面を見ていかないと。自分のプレーは誇りに思う。あと、ライダーカップチームにも入ることができた。素晴らしい快挙だと思う」


■なぜルールズオフィシャルがバンカーであることを伝えることができなかったかについて:


「自分でもそれは思った。ただ、オフィシャル次第ではない。自分だ。自分はバンカーに入っているとは思いもしなかった。ゴルフのルールは熟知しているつもりだし、バンカーでクラブをつけられないことも知っている。ただ、自分がバンカーにいるということは頭をよぎらなかった。どうしようもない。全て俺のミスだ


■バンカーは何に見えたのかについて:


「あらゆる芝生が混じっていた。当然のことに、多くの人がそこを歩いていた。自分にはベアグラウンドに見えた。フェアウェイを一度離れると、(コース上の)どこにいようが砂っぽいんだ。(その場所は)多くのギャラリーが歩いて(芝が)すり減ったベアグラウンドだと思った。はっきりとバンカーだと断定できるものがなかった。あのコースの全てのバンカーは、バンカーであればそうだと識別できる輪郭もあるし、明確な境目がある。戻ってきてテレビのリプレーを見てもはっきりと識別できるものがなかった。だからバンカーだとは思わなかった」


■誰もバンカーだとは思わなかったことについて:


「誰一人として(思わなかった)。見た人誰もが全員だ。終わった後にデビッド・フェハティと話していたんだが、彼もそう(バンカー)だとは思わなかった。俺と同じことを言っていた。運良く、平らなベアグラウンドに止まってくれた、と思った」


■ルーリングが下される前の18番、パーパット(2打罰がなければ優勝パットになっていた一打)を沈めていたらどうなっていたかについて:


「もちろん、それは考えた。今思うと、決めなくてよかった。もちろん、その時は決めようと思っていたが、決まっていたら全く次元の違う話に発展していただろうね」


■ラウンド後に抗議を考えたかについて:


「そういうことも脳裏をよぎったかもしれないけど、それはない。これが現実。これがゴルフのルール。起こってしまったことは仕方ない。不運だったけど、もう終わったことだ」
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ダスティン・ジョンソンのインタビュー(音声)はこちらから


現実を受け止めながら、その時自分の目が見ていたものを細かく話すジョンソン。26歳とは思えないほどの冷静さ。全米オープンでは最終日打ち焦って大失速。今回も自分の「ミス」が招いた2打罰。それでも、ここまで冷静に振り返られると、騒いでいる周りももう少し落ち着かねばと思ってしまいます・・・。


今季のメジャー4戦で最終日最終組でプレーしたのはジョンソンのみ。今回のように「ポジティブな側面」を見ながら前進していけば、初タイトルはそう遠くはないはず。


ライダーカップでもリベンジの機会はある。


早くも来年のメジャーの楽しみが一つ増えました。


負けるな、ダスティン!


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