全米プロ選手権回顧:ワトニー「ルールシート?誰も読んでないよ」・・・一体誰の責任なの?

全米プロゴルフ選手権から一夜明け、やはり話題の中心は優勝したマーティン・カイマーについてではなく、18番ホールで起きたダスティン・ジョンソンの「2打罰」についてでした。


ラウンド後のインタビューでジョンソンと共にラウンドしていたニック・ワトニーの一言を紹介しておきます。


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試合後、ルールズオフィシャルのマーク・ウィルソン氏はこう説明しています。


「サンドバンカーとしてデザインされたバンカーの全てはバンカーとしてプレーしなければいけない、ということを我々はローカルルールが記載されたシート(資料)の最重要事項として記載していた。ロープ外にある多くのバンカーは足跡、踵の跡、タイヤの跡があるかもしれないが、それは単純にバンカーの表面が不揃いであるという認識で、救済は受けられない、ということを明確にした。我々はロッカールームの鏡にこの点だけを強調するために注意書きを貼っていてた」


とのこと。運営側とすれば、何が起こったとしても最終的には選手の責任であることを明確にしておいたのでしょう。


ただ、実際、選手の視点からすると・・・ニック・ワトニーの回答が最も端的で分かりやすかったです。


「シートなんて誰も読まないよ。俺たちは何百試合ってプレーしているけど、毎週(ローカルルールが書いてある)資料はもらっている。けど、ファンがバンカーとみなされているところに選手と一緒に入っているのは初めて見た。ちょっとおかしな状況だった」


読む読まないのも選手の責任なのでしょう。ただ、一つ言えるとしたら今回の大会、各組にルールズオフィシャルが帯同していました。あの局面でダスティン・ジョンソンがギャラリーの中にボールを打ち込んだのであれば、どのような状況だったのかを確認しにいくのがオフィシャルの任務なのでは・・・。ウィルソン氏曰く、この組についていたオフィシャルは


「行こうとしたが、人が多すぎて辿り着けなかった」


と言っています。


その場にオフィシャルがいれば結果は変わっていたのでしょうか?仮にオフィシャルが行けないくらい人で溢れ返っていたのであれば、選手が打ち込んでくるかもしれないくらいの場所にギャラリーをいれない、ロープをもう少し外側に移動すべきだったのか?


全てがたらればで後の祭りですが、今後同じようなケースが起こった場合のルール、対処法はプレーする方も、見ている方も知っておくべきだと思います。


なんとなくですが、「人が多すぎて辿り着けなかった」という説明は言葉足らずのような気がします・・・。

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