プレジデンツカップ2009:グレッグ・ノーマン「石川遼の選出は悩むまでもなかった」

先ほどアップした石川遼の喜びの声に続き、今度はプレジデンツカップ世界選抜チームのキャプテンを務めるグレッグ・ノーマンの会見から。


8日の記者会見で石川遼アダム・スコットを選出したと発表したノーマン。


石川遼を選んだ決め手は何だったのか?


石川の他にも英語を母国語としない選手が入ることで「コミュニケーション」が難しくなることはないのか?


米国チームのキャプテン、フレッド・カプルスが選んだ2名(ハンター・メイハン、ルーカス・グローバー)は大方の予想通りだったのですが、ノーマンが取った選択に関しては質問が飛び交っていたようです。


gregnorman0909a.jpg
photo: pgatour.com


Q:グレッグ、17歳の石川を選んだ経緯、その理由を教えてください。アダム・スコットは経験があります。17歳の何に引かれたのですか?


グレッグ・ノーマン
「彼の『熱意』だ。全英オープンの時に開いた世界選抜(インターナショナル)チームのミーティングで、彼はスピーチを準備してきていて、それは素晴らしい言葉でした。彼は積極的に部屋の中にいたメンバーに声を掛け、交流し、自己紹介をして、その場にいた皆にこのチームの一員になりたいということを必死にアピールしていました。


「その週の彼のプレーは目を見張るものがありました。タイガーが相手でしたが、怯みませんでした。それを見て、『こいつはプレッシャーがかかった局面でもうまく対処できる選手』だと気付いたのです。(プレジデンツカップは)73ホールを連続してプレーする訳ではないのです。18ホール、その18ホールにいかにエネルギーを注ぎ込めるかなのです。試合の展開によっては、14、15、13ホールかもしれません。彼は大舞台を恐れるような選手ではありません。


「もう一つ私の頭をよぎったこと。それは、石川は常に50人強のメディアと一緒に動いていて、その雰囲気、常に多くの人から注目されていることに慣れているのです。しかも、彼は全く気にする素振りを見せません。それは彼の内面的な性格であり、強さの証明だと思います。


「そして、もちろん、先日の5打差の勝利は素晴らしかった。今年の彼の活躍は非常に素晴らしい。だから彼を選択することは悩むまでもなかった。私は若い選手にはなるべく機会を与えようと思っています。もちろん、彼は自分の手でこのチャンスを得たのですが、同時に、このような機会を与えてあげることも大切なことです。


「キャプテンとして、彼ら(若い選手)の実力を信じることは欠かせません。私は彼(石川)を信頼しています」


Q.グレッグ、あなたのチームにはスペイン語(カミロ・ビジェガス)、韓国語(Y.E.ヤン)、そして日本語(石川遼)を母国語とする選手がいることで、少々混乱するのではないでしょうか・・・。彼らをどのようにペアリングさせるかは既に考えているのですか?


グレッグ・ノーマン
「それ以外にもオーストラリアもいるし、フィジーもいるよ。多分、全員・・・いや、石川でさえ、片言の英語は話せるし、話していて分かったけど、彼は直接みんなと会話をしたがっています。通訳を介して話したくないのです。ゴルフ界の注目を浴びている若干17歳の選手が、言語の壁があると分かっていながらも自立したがっています。そういう意味で、彼(石川)は早く溶け込むでしょうし、他の選手に関しても全く心配していません。みんな人間的に素晴らしい選手なので、コミュニケーションが問題になることはないと思っています。」


======================================


ノーマンさん、石川遼をかなり高評価していますね。きっと(日本人独特の)礼儀正しい姿勢や、積極的に溶け込もうとしている姿に感心したのでしょう。そして、やはり先週のフジサンケイ・クラシックでの圧勝劇が決め手となっていたんですね。


確かに、ノーマンが言うとおりで、メディアにいつも追いかけられながら雑音の中で平常心を保ち好成績を残している石川の「精神力」は強みですね。これだけの信頼を得ているのであれば、すぐにチームの面々とも溶け込めそうですね。ジェフ・オギルビーの願いも叶ってよかったよかった。


開幕までちょうど1ヶ月。石川もそうですが、FedEx Cupプレーオフから姿を消している(参加していない)選手の調整も大事なポイントになってきそうですね。


======================================
【関連商品】
iconicon
ザ・プレジデンツカップ ヘッドカバーicon


iconicon
ザ・プレジデンツカップ コントラストステッチキャップicon
======================================

PR

Access Ranking

Golf-aholic.com