全英オープン、全英シニアオープンと続き、今週はいよいよ女子の全英リコー女子オープンが開幕する。開催コースのサニングデールゴルフクラブについてちょっとしたトリビアを見つけたので紹介しておきます。

photo: sunningdale-golfclub.co.uk
サニングデールGCはこれまでに2度(2001年、2004年)全英女子オープンを開催している(メジャー大会に昇格するまでは1997年にも開催)。そのほかにもウォーカーカップ、全英オープンの予選会など、トッププロたちが挑戦してきた。
このサニングデールの特徴の一つが、イギリス特有の「リンクス」コースではなく、どちらかというと「林間」コースに近いということだ。施設内には2つコースがあるのだが(OldとNew)、Oldコースは1901年に建設され、Newコースは1922年に完成した。
今年の全英女子オープンはOldコースで開催予定されており、ニック・ファルドの「62」がコースレコードとして残っている。しかし、コースレコードの数字より「幻」となっている数字がある。
1926年の全英オープン予選会で伝説のアマチュアゴルファー、ボビー・ジョーンズが叩き出した「66」だ。66のスコア自体は何の記録でもないのだが、その中身が珍しいのだ。
ジョーンズは66打のうちショット33回、パット33回で回ったとされていて、いずれのホールも3または4という打数であがったとのこと。長いゴルフの歴史の中で、ジョーンズが残したこの記録がゴルフという競技の「完璧なラウンド」と称されることもある。そのラウンドを生んだのが、サニングデールGCというわけだ。
そのほかにもサニングデールは記録的なスコアを出している。2004年の全英女子オープン最終日、結果優勝することとなるカレン・スタップルズは出だしの連続パー5でイーグル、アルバトロスと2ホールで5打スコアを伸ばす神業を達成。アマチュア、プロを問わず、わずか2ホールで5打スコアを縮めた快挙はギネス記録であろう、と言われている(申請はしていないとのこと...)。
そんな舞台で今年はどんなドラマが生まれるのだろうか。自身最後のメジャーに挑むアニカ・ソレンスタム、今季3勝のポーラ・クリーマー、先週は惜しくもプレーオフで敗れたが絶好調のアンジェラ・パーク、などなど。サニングデールでの全英女子を優勝しているのは2004年のスタップルズ、2001年の朴セリ、メジャーになる前の大会(1997年)で優勝したのはカリー・ウェブだ。
日本からは宮里藍、上田桃子をはじめ、横峯さくら、不動裕理、佐伯三貴、馬場ゆかりの6名が挑戦する。昨年は佐伯が日本人トップの7位タイだったが、サニングデールのコース形態が日本のそれに近いことから、他の選手にも十分チャンスはありそうだ。

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