ライダーカップ史に残る一戦になりました。欧州の3ポイントリードでスタートしたシングルス戦。序盤は欧州チームがリードするも、中盤から米国チームが一斉に息を吹き返し、スティーブ・ストリッカー、タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンらが勝利。そしてリッキー・ファウラーが残り6ホール、4ダウンからオールスクエアに戻し13.5-13.5の同点に。最後は今年の全米オープン覇者のグレイム・マクドウェルがメジャーチャンピオンのハートの強さを見せ、ハンター・メイハンを3&1で破り勝利。欧州チームが前回優勝の米国チームを下し、ここ8大会で6勝目を挙げました。
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photo: zimbio.com
まずはシングルスの結果から。
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■ライダーカップ第4セッション シングルス(12組)結果
第1組:
スティーブ・ストリッカー 2&1
VS
リー・ウェストウッド
第2組:
スチュワート・シンク AS
VS
ロリー・マッキロイ AS
第3組:
ジム・フューリック
VS
ルーク・ドナルド 1UP
第4組:
ダスティン・ジョンソン 6&4
VS
マーティン・カイマー
第5組:
マット・クーチャー
VS
イアン・ポールター 5&4
第6組:
ジェフ・オバートン 3&2
VS
ロス・フィッシャー
第7組:
ババ・ワトソン
VS
ミゲル・アンヘル・ヒメネス 4&3
第8組:
タイガー・ウッズ 4&3
VS
フランチェスコ・モリナリ
第9組:
リッキー・ファウラー AS
VS
エドアルド・モリナリ AS
第10組:
フィル・ミケルソン 4&2
VS
ピーター・ハンソン
第11組:
ザック・ジョンソン 3&2
VS
パドレイグ・ハリントン
第12組:
ハンター・メイハン
VS
グレイム・マクドウェル 3&1
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(時系列で整理すると・・・)
まずはエース対決となったストリッカVSウェストウッド。前半はウェストウッドが1UPで折り返すも、後半に入ってストリッカーが持ち前の堅実なプレー、そしてパッティングの上手さで圧倒。12番、13番で連続ポイントを獲得し、逆に1UPのリード。圧巻は15番、パー4でイーグルを奪い2UP。このリードを死守し、今大会無敵に見えたウェストウッドを倒し欧州チームのリードを2点に縮めました。直後にダスティン・ジョンソンがマーティン・カイマーを圧倒、今大会初勝利を挙げて欧州のリードは一気に1点に。
タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソンがようやく「らしさ」を見せたシングルスでした。タイガーの対戦相手フランチェスコ・モリナリは出だし2ホールで2UPとするも、そこからタイガーが逆襲。12番パー4では2打目を直接カップインするスーパーショットもあり、9番から5ホール連続奪取。15ホールを9アンダーという驚異的なスコア。今季最高のラウンドと言っても過言でもない内容で、夏場から取り組んでいるスイング改造の成果が少しずつ見えてきたのかもしれません。ミケルソンは出だし4ホールでいきなり4UPとして主導権を握ると、途中でスコアを崩す場面はあるも最後は4&2で勝利。タイガーとミケルソンの勝利もあり、全体のスコアは13-12の1点差に。
この時点で残り3試合、欧州チームが勝つために必要なポイントは1.5点、そして欧州がリードしている試合が2試合。残り3ホールで3ダウンとなっていたリッキー・ファウラーがここから3連続バーディ(15番も入れると4連続)、オールスクエアまで戻し13.5-12.5。直後に終了したザック・ジョンソンの勝利で13.5-13.5となって優勝の行方は最終組へ。
序盤からリードし11番を終えた時点で3UPとしたマクドウェル。メイハンも粘り、12番、そして15番で取り戻してマクドウェルの1UP。この時点でザック・ジョンソンが勝ち、欧州が勝つためにはマクドウェルが勝たなければいけないことが判明。この状況でマクドウェルが難ホール、パー4の16番でバーディパットを決め再び2UP。
続く17番、パー3ではメイハンがグリーンをショートし、アプローチをダフる致命的なミス。パーパットも外した時点でコンシード。欧州14.5-米国13.5で劇的な形で優勝を決めました。
「ペブルビーチで経験したことと比較するけど、これだけゴルフで緊張したのは生まれて初めてだった。スコアボードを見ながら、俺のところまで来ないうちに決まってくれと願っていた。ペブルビーチで感じたプレッシャーとは比べものにならない。地球上で最も偉大な大会だと思うし、これからもそれは変わらないと思う」
とマクドウェル。
(各選手のコメント続きます)
