プレーヤーではなく副キャプテンとしてライダーカップチーム入りしたダレン・クラーク

先々週のスコティッシュ・オープンで優勝争いしてから密かに注目していたダレン・クラーク。全英オープン、そしてあわよくば主将の推薦枠でなんとかライダーカップの欧州チームメンバーに入れないものか・・・と思っていたのですが、この度あっさりとチーム入りを果たしたようです。


選手ではなく、副キャプテンとしてw

先日、欧州チーム主将のコリン・モンゴメリーが副キャプテン3名を発表。5回の出場で4度欧州チームを勝利に導いているクラークのほかに、2度の出場で共に勝っているトーマス・ビヨーン、2002年大会でウィニングパットを決めたポール・マギンリーが選出されました。今年のライダーカップは10月1日から3日、ウェールズのセルティックマイナー・リゾートで開催されます。


欧州チームのチームメンバー選出方法は、「ワールドポインツリスト(ワールドランキングを下にしたランキング)」の上位4名、「ヨーロピアンポインツリスト(欧州ツアーの試合でのポイントを下にしたランキング)」から上位5名が自動的に選ばれます。残り3名はモンゴメリーが選出します。


全英オープンでは通算イーブンパー、44位タイで終わったクラークは、


「モンティの下、ライダーカップを取り戻すためこのチームの一員に選ばれたことは光栄です。ライダーカップは我々にとって非常に特別なものです。我々(副キャプテン、モンティ)は優勝経験もあれば、負けも経験しています。・・・モンティがセルティックマイナーでトロフィーを掲げるために、我々3人にできることがあれば何でも協力したいと思います。・・・欧州ツアーにとっても選手たちにとっても、チーム入りしたメンバーそれぞれが持っている力を出し切ることが重要です。現段階で我々は素晴らしいチームができそうです。繰り返しになりますが、私はこの一員になれたことが嬉しく、ライダーカップを持ち帰るためには何でもやろうと思っています」


と言っています。


ということは、もう「選手」として出ることは諦めたのでしょうか・・・。厳しいですが、まだプレーヤーとしてチーム入りする可能性は残されています。「副キャプテンのポジションを引き受ける前にその可能性は考えなかったのか」との問いには、


「それは考えたし、モンティとも長い時間話した。どんな形にしろ、私にはチームメンバーでいて欲しい、と言ってくれた。だから、残された時間の中で自分が良いプレーをして彼の悩みの種を増やすことができるのであれば、今でも十分悩みは多いはずだけど、その時考えよう。今の時点では選手ではなく、サポート役の一員です」


と、まだ選手として出場することへの色気はあるようです。まー、現実的にはかなり厳しいのに変わりはありませんが・・・。


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photo: Virgin Media


2006年Kクラブで開催されたライダーカップの2ヶ月前、クラークの妻ヘザー氏が乳がんで他界。しかし、その数週間後にはキャプテン推薦を受け入れ出場することを決意。悲しみを乗り越えて「チームのために」戦ったクラークは最終日のシングルスも勝利、欧州チームの圧勝に貢献。その勇姿はゴルフ界の枠を越え感動を呼びました。ゴルフというスポーツが単にスコアを競うものではなく、目には見えないスピリチュアルな力をも引き出してくれるのか、と。


「チーム全員、この勝利をヘザーとダレンに捧げる」


と当時のキャプテン、イアン・ウーズナムは言いました。


その恩返しをする気持ちで、クラークは全力を注いでくれることでしょう。

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