
photo: pga.com
果たしてこれはゴルフなのだろうか?と思わせるような暴風。時速75キロの風でアドレスを取り直す選手も多く、パッティングでも風を考慮して打たなければいけないほどだった。世界のトッププレーヤーたちが揃って大苦戦を強いられた。
そんな中、53歳のノーマンはイーブンパースタートで2打落としただけに止まり、2オーバー。韓国の崔京周(チェ・キョンジュ)が5打、昨年度の覇者パドレイグ・ハリントンが2打落とし、ノーマンは第137回全英オープン最終日を2位のハリントン、崔京周に2打差をつけてスタートする。今日、ノーマンの姿をメジャー最終日スコアボードのトップに再び見られること自体が夢のようだ。
でもそのフェアリーテールが現実味を帯びてきた。あと18ホール。長い一日になるのは間違いない。天候が少しでも良くなれば、2位以下にいる選手にだって、まだまだ逆転の可能性は残っている。
12年前を思い出す。1996年のマスターズ最終日。ノーマンは6打差リードをニック・ファルドにひっくり返された。涙を呑んだ。
豪快なスイング。ダンディなスマイル。闘志を剥き出しにするプレースタイル。長年、オーストラリアのみならず、世界中のアマチュアゴルファーの鏡だった。
いや、今でも世界中のアマチュアの鏡だ。
そう言いたいから、ブラウン管に向かって「Get in the Hole!」と叫ぶことにする。
あと一日だけ、ノーマンに夢を託したいと思う。頑張れ、ホワイトシャーク!
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