タイガー・ウッズのNikeメソッドパターが本当に「転がしやすい」ことを証明する動画シリーズ

全英オープン3日目、日本時間18日午前1:40現在、タイガー・ウッズはこの日1バーディ、2ボギーで通算3アンダーと伸び悩んでいます。入りそうで入らないバーディパットもありますが、多くは距離感が合っていないものです。


今週からパターを12年間使い続けたスコッティ・キャメロンからNike Golfのメソッドパターに変えたことが大きな話題になりました。変更した主な理由として、「以前からスローなグリーンを苦手としていたから、初速が早く転がしやすい」メソッドパターに変えたとのこと。


このコメントを聞いて、「転がしやすい」という感覚がどのようなものなのか、と気になっていました。また、今週のタイガーのパッティングを見ている限り、その特性が果たして活かされているのかも疑問に思いました。


そこで、少し調べてみたところ面白い動画のシリーズがあったので紹介しておきます。

まずはタイガーがESPNのインタビューに答えている動画から。冒頭でパターを変えた理由を聞かれ、



「これまでは遅いグリーンでは苦戦してきた。スティーブ(キャディ)とは何年もの間このことについて話してきた。ブッチ(ハーモン)と一緒だった時も、ハンク(ヘイニー)の時も、スローグリーンには苦しんでいて。このパター(メソッドパター)は今まで使ってきたものより初速が速く、早く転がる。パッティングのスピードは、これまでよりも調整をしなくても済んでいる」


と言っています。


そこで、メソッドパターがどれほど初速が速いのか、他のメーカーのパターと本当に違うものなのか・・・?とYouTubeを見回っていたところ「teeintact」という方がいくつかのパターの転がりをスロー映像で撮影し、アップしていました。


teenintactさんのYouTubeページはこちら


まずはこちらの動画3本をご覧ください。


■Rossa Putter(テーラーメイド


■Red X Putter(スコッティキャメロン)


■Nike Method Putter


一見どれも同じように見えますが、画面右から一つ目の大きな印(黒い縦線)のところでそれぞれのパターで打ったボールがどれだけ転がっているのかを比べてみると・・・


■Rossa Putter(テーラーメイド
rossaputter0717.png


■Red X Putter(スコッティキャメロン)
scottycameronredx0717.png


■Nike Method Putter
nikemethod0717.png


メソッドパターのボールはちょうどボールについている黒いラインが地面と平行になっているのが分かります。Rossaパターと比べるとボール1/8個分くらい違います。これがタイガーが言う「転がしやすい」感覚なのかもしれません。このように並べてみると実に分かりやすい!


ただ、実際にその転がしやすさがコース上で生きているかというと・・・個人的な見解ですが、今週のタイガーはメソッドパターが「転がしやすい」と認識しているからなのか、逆に打ち切れていないパットが何度か見受けられます。それが微妙な距離感の狂いに繋がっているのではないのかもしれません。この日、アンダーパースコアで伸ばしている選手の多くはしっかりとパットを打って、カップぎりぎりの距離感ではなく強めに打ってきています。タイガーの外し方を見ていて違和感を感じるのは、グリーンの芽に負けるようなタッチでパットしていて、肝心な距離感をメソッドパターで把握しきれていないのではないか、と。


一部ではタイガーは以前からメソッドパターを試していたいう話は出ていますが、メジャー直前、しかもプレーし慣れたアメリカの「高速」グリーンとは全く違うセント・アンドリュースのグリーンで新しいパターを試合で導入するという選択はあまりにも唐突すぎたのかな、と思ってしまいます。仮に準備ができていて、どのような転がり方をするか分かっていたとしても、実戦になっての感覚というのは初めてなわけで・・・。


まだ一日強残っているので引き続きタイガーのパッティングには注目してみたいと思います。


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