全英オープン初日:ロリー・マッキロイ「残り3日間の貯金できた」

全英オープン初日、メジャー最少スコアタイ記録の「63」、9アンダーで単独首位に立ったロリー・マッキロイ。7バーディ、1イーグルと完璧なゴルフ。石川遼と同世代も、現在世界ランキングは9位でいつメジャーを取ってもおかしくない実績と実力を持っています。


マッキロイと言えば、今年のPGAツアー「クウェイルホロー選手権」でぎりぎり予選を通過し、最後2日間を66-62で回り大逆転優勝、米国本土でも初勝利を挙げました。奇しくも、同じ日(数時間前)に、石川遼が日本でギネス記録「58」をマークしてこちらも逆転優勝を飾っていました。


それでは初日を終えたマッキロイのインタビューです。

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photo: zimbio.com


Q:「63」はメジャー最少スコアタイ記録。おめでとうございます。


ロリー・マッキロイ
「ありがとうございます。17番ホールで『62』がメジャー最少スコア記録になると頭をよぎったのでパットを外したのかな、と。


「信じられないスコアです。決して良い出だしではなかったです。8番を終えて1アンダー。9番のイーグルフで流れが変わりました。そこからエンジンがかかって、流れに乗れました。楽しいラウンドになりました」


Q:ゾーンに入った時の感じを表現できますか?


マッキロイ
「いや、特にありません。ただ6アンダー、7アンダーまでいこうとしているだけです。1打でも低くまとめようとしているだけで、頭の中はネガティブな考えは全くありません。強いて言うなら、バーディを狙っている、ということでしょうか。それ以外は特に何もないです」


Q:このコースがあなたのプレーに合うのはなぜですか?63は素晴らしいスコアですが、62を逃したという感覚はないですか?


マッキロイ
「いや、このスコアでガッカリする理由はありません。全英オープンをリードしているわけですし。ただ17番の一打は逃したかもしれません。私はこのコースが大好きです。良い思い出がたくさんあります。・・(セント・アンドリュースでは)イメージができるのでしょうか。ここでは(1打目で)フェアウェイをキープさえすれば、2打目が打ちやすく感じる気がします。・・・グリーンに向かってはカットショットを打つ時もあれば、転がして乗せていくこともあります。いろんな種類のショットを打つことができますし、それだけイマジネーションが求められます。すごく楽しいコースです。どこで一番回りたいかと聞かれたら、ここと答えるでしょう」


Q:それまでの流れを見ていて、出て行く時は「今日はロースコアで回らなければいけない」という意識はあったのですか?コンディションも厳しくはなかったです。


マッキロイ
「そうですね、このコンディションを味方につけないといけないと。ここ数日の雨もありましたし、今日は風が吹いてなかったので、こんな簡単なセント・アンドリュースはないと思っていました。これだけロースコアを叩き出している選手がいるのも、コンディションのおかげだと思います。このコンディションを味方につけることができてよかったです。これから天候がどう変わっていっても、これは残り3日間の貯金になります」


Q:先週、グレイム・マクドウェルはあなたとロイヤル・カウンテイー・ダウンでプレーした時、あなたは異様に意気込んでいた、と言っていました。本当ですか?どうしてそんなに興奮しているのですか?


マッキロイ
「わかりません。多分彼と対等の立場になりたかったからでしょうか(笑)。セント・アンドリュースではこれまで何度も良いプレーをしてきました。今週も良い状態で臨めれば、必ずチャンスはあると信じていました」


Q:クウェイルホロー選手権の時との共通点は「リラックス」していたことではないでしょうか。ああいうラウンド中はリラックスできるものですか?


マッキロイ
「そうですね、すごいスコアを出しているラウンドの途中はなるべくリラックスして、自分の頭の中でいろんなことを言い聞かせたりしています。『まだ初日』とか『たいしたことない』など。いいゴルフをしている時ほどプレーのスピードが速い、と周りの人に指摘されたことがあります。なのでグリーン上ではカップの反対側からラインを読んだりして、時間を取るようにしています。自分の頭の中を整理する時間にしようと心がけています。スコアが良い時にしか考えないことはあります。1、2アンダーで回っている時とは違います。」


Q:これまでのセント・アンドリュースでのラウンドスコアを教えてください。プロとして2ラウンド、アマチュア時代は6、計8ラウンドあったようです。


マッキロイ
「そうですね。69-69-67-68-67-68-65-69-63です」


Q:先日は霧も雨もあって天候は最悪でした。準備に支障はなかったのですか?このようなコンディションになることは想像していましたか?今朝コースに着いた時は2アンダーでスタートするくらいの気持ちになったのでは?


マッキロイ
「ん、どうでしょう。今朝を迎えるにあたって、とにかく準備に関しては満足していました。昨日は6:30から練習ラウンドをスタートして、18ホール回ることができました。昨日18ホール終えることができた選手は僕くらいじゃないですか・・・。ですから非常に納得のいく状態でした。18ホール終えてオールド・コース・ホテルで朝食食べていたのが9:30でしたからね。とてもリラックスした状態で今日を迎えられました。


「もちろん、昨夜の天候はあまりよくなかったです。でも朝起きてカーテンを開けたら快晴で、風もなく、雲行きはあやしかったですけど雨は降ってませんでした。このままもってくれればロースコアが多く出ると思っていました。6アンダーもいますし、タイガーがいくつかはまだ分かりませんが・・・」


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たしかに、この9アンダーはかなりの貯金になりそう。そして、メジャー最少スコアに並んでも口調が落ち着いているのが21歳だとは思えない・・・。いろんな意味で安定感がある。


全体の平均ドライビングディスタンスが301ヤードのところ、この日のマッキロイは311ヤード、フェアウェイキープできなかったのはわずか1ホール。2打目が「簡単」に見えるはずです。


また過去の8ラウンドのスコアにも驚きました。9ラウンド平均が67.22。追いかける方は厳しいですねぇ・・・。


ただ、石川同様、午前中のコンディションを味方につけた結果。2日目以降、そう簡単にはいかないでしょう。

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