タイガー・ウッズ、「また左右に散らかしたらパットが入るようになるかな」とか聞きたくなかった言葉連発の全英最終日会見

全英オープン、結局最後まで不発に終わったタイガー・ウッズ。通算3アンダー、23位タイはアマチュアのジョン・ジンにも1打負け、優勝したルイス・ウーストハイゼンとは13打差。明らかにパッティングのタッチが合っていませんでしたし、それがパターを変えたことが原因なのかも分からない。分からないことだらけ。ついには「タイガーの時代は終わった」と断言する人まで出てきています。


そして、タイガーの最終日の会見の言葉を見ている限り、「負け惜しみ」にも聞こえてきて、少し切なくなりました・・・。

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photo: zimbio.com


Q:1週間を振り返ってみてください。


タイガー
「ティショットは素晴らしかった。アイアンもそこそこ良かった。初日を除いてパッティングが良くなかった。今週、3パットが9回くらいあったんじゃないかな...。だからリーダーボードを見てもかなり下の方にいる」

Q:ここで開催された過去2回の全英を勝っていて、今日18番をあがってくる時はどんな気分でしたか?


タイガー
「ギャラリーは温かかった。素晴らしかった。残念ながら首位にはいなかったけど、温かい歓迎だったと思う」


Q:どの時点で逆転優勝はないと思いましたか?


タイガー
「4番でダボを叩いた時。今日はスタートが肝心なのが分かっていた。3番を終えて2アンダー。4番でなんとか3(バーディ)、5番でイーグルまたはバーディを取れればひょっとしたら何か起きていたかもしれない。そういう予感はしていた。でもご覧の通り、そうはならかなった」


Q:今日パターを変えたのですか?


タイガー
「はい」


Q:何に変えたのですか?


タイガー
「古いのに」


Q:何か変化が必要と感じたのですか?


タイガー
「そう、パッティングのスピードが合っていないと感じた。どんなスピードで転がるのかが分かっているパターに戻さなければいけない、と」


Q:でもグリーンのスピードは変わっていません。


タイガー
「初日と比べると少しは早くなっています。スピードがしっくりこなかったから、古いパターに戻した」


Q:総括すると満足してるか?それともガッカリしている気持ちの方が強い?


タイガー
「大会を通じてティショットが安定していたこと、アイアンショットも良かったことについては満足している。初日以外はパッティングが全くダメ。9、10回も3パットして優勝できるはずがない。そんなことをしていて勝てる選手はいない。次の試合までになんとか修復しないといけない」


Q:現状、あなたのゴルフはどれくらいのところまで戻ってきているのですか?


タイガー:
「ドライバーは近年では一番良い。アイアンはもう少し磨かないといけない。パッティングは相当ずれている」


Q:戻ってパッティングの練習ですか?


タイガー
「そうですね、今週は長い距離のパットを残してしまい、風の中であまり安定していなかった。(風のせいで)体が安定した状態で打ててなかった。幸いにも、これからプレーする場所はこんな風は吹かないし、同じ問題で悩むことはないだろう」


Q:これほどスコアもゴルフも安定していなかったのはいつ以来ですか?ブッチ・ハーモンにコーチされ始めた時以来ですか?


タイガー
「いや、ティショットはここ数年で一番良い状態。ただパットが決められていない。皮肉ですよね。ドライバーが真っ直ぐ飛び始めたらパットが全部入らなくなる。前みたいに右に左に散らかし始めたらまたパットが入るようになるのかもね


Q:今回はチャンスを逃した気分ですか?


タイガー
なるようにしかならない。俺が全部勝てるわけではない。勝つ回数より負ける回数の方が多い」


Q:あなたはパッティングの名手です。これだけ苦労したのはいつ以来ですか?


タイガー
「去年の序盤も結構苦戦してた。でも何とか修復した。全ては練習、繰り返し練習すること。これからやろうと思う」


Q:どっちのパターで?


タイガー
「わからない」


Q:ここは練習するのも厳しかった?


タイガー
「そりゃ、これだけ風が吹いていたら練習するのも難しい。それが問題なんだよ。軸がぶれるから、反復練習ができないんだ。スタンドの裏で風を逃れて練習しようと思えばできたけど、それでもかなり吹いていた。ここは本当に練習するのに苦労した


Q:これまで勝ったメジャーの半分は今年の開催地で挙げています。しかしまだ今年は一つも取れていない。


タイガー
「良いように取れば、残りの半分は別の会場で勝っているってこと」
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風が強くて練習ができないのは他の150数名全員同じ。「散らかせばスコアがまとまるのかも」とか「これからプレーするところはこんな風は吹かない」とか、王者からは聞きたくない言葉でした・・・。投げ出しているというか・・・。現実を受け入れたくないのかもしれませんね。ただ、コース外の問題も含め、厳しい現実を受け入れてまた一から練習して這い上がってくる気持ちじゃないと、本当にこのまま終わってしまうのではないか・・・そう感じる全英でもあり、最終日の会見の様子でした。


タイガーが一番切なさも悔しさも感じてることでしょう。次はWGCブリヂストン→全米プロと出場予定。周りも長い目で見守ることが大事なのでしょう。


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