全英オープンも3日目の後半に入り、首位スタートのトム・ワトソンは中盤パットに苦しむも12番を終えて3アンダー、マシュー・ゴーギンと首位に並んでいます。このまま首位を守りきれば、もちろんメジャー史上最高齢優勝記録になります。
パーで上がっても、バーディを奪っても表情を一つ変えずにプレーしているワトソン。今何を考えているのか・・・。この快進撃、どこまで続くのか・・・。
そのヒントが初日のラウンド後のインタビューにありました。
![]()
photo: zimbio.com
初日を5アンダー、2位タイで回ってきたワトソン。ラウンドを終えて記者会見の部屋に戻ってきたワトソンは至って冷静に、淡々と話し始めました。
ターンベリーに戻ってこれた喜び、「優勝できる」だけの練習を重ねてきたこと、ラウンドしながら1977年のターンベリーでの優勝と一打一打を思い出していたこと・・・。
まるで自分の世界を満喫していて、その世界観は本人にしか分からないような空気を発していたワトソン。そしてこう切り出したのです。
「俺がどういうプレーをするか?それだろ?お前らはそれが知りたいのは、残り3日間、俺がどうプレーするかが知りたいんだろ?そんなの分かるわけないだろ(笑)。全く検討もつかないよ」
更に、
「プレッシャーに耐えられるか?そりゃ分からんよ。分からない。優勝争いをしているか?分からない。スイッチが付いてプレッシャーを感じずにプレーできるかもしれない。はたまたプレッシャーが大きすぎて潰れるかもしれない」
この動画がこちら。
風も熟知し、コースの落としどころを把握し、グリーン上の傾斜を全て理解し・・・残っている選手でこの舞台で勝っているのはワトソンのみ。
本人の言葉は真実だと思う。「プレッシャー」。自分との闘い以外、相手がいないのではないでしょうか。
心情的には応援したくなりますよね。何かとても大切なものを勉強させてもらっている気にもなります。
ゴルフの歴史を築いてきた人が再び歴史に新たなページを刻む日が来るのでしょうか・・・。

注目キーワード
コメントする