全英初日:午前組vs.午後組の「運」

まだまだ全英初日ネタで攻めさせてもらいます。


テレビの中継を見ていても、選手が上がってきてからのコメントを見ていても、


「午前組が有利」


という言葉をよく耳にしました。


たしかに、ちょうどタイガーが上がってロリー・マッキロイの組がスタートしたあたりから風が強くなり、雨もパラパラと・・・。トップのアダム・スコット、タイガー、ザック・ジョンソンらも午前組。


でも、スコアボードをよく見ると、そこまで「午前有利」の傾向はありません。初日にアンダーパーでフィニッシュしたのは36名。午前組の16名に対し、午後が20名だったんですね。


後半でも十分スコアメイクはできていたんですね。


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photo: zimbio.com


全英に限らず、「午前」の早いスタートタイムの方が一般的には有利と言われています。なぜか?それは、一般論で言うなら、(特に夏場の試合は)日差しが強くなり、グリーンもフェアウェイも乾ききってしまう前にスタートできれば、グリーンも比較的柔らかく止まりやすい、選手がイメージしていたショット、プレーが再現しやすい、ということなんだと思います。


ただ、全英オープンに限って言うと、午前・午後のスタートタイムの運より、「天候」の運が大事になってくるでしょう。特に1日で「四季」を体験できる全英オープンの舞台では。昨日午後スタートでスコアが伸ばせなかったからと言って、今日の午前スタートで必ずしもスコアメイクができるとは限らない。逆もしかり。それが初日のスコアボードに象徴されているのかと。


グレイム・マクドウェル(3アンダー、午前組)
「始まる前は雨が大量に降って、風も吹いてコンディションがとてつもなく厳しくなる、と言われてた。でも、9番ホールのティインググランドでふと気付いたら、半袖でプレーしてたし、周りも4、5、6アンダー・・・なんか違和感があったよね。・・・穏やかなスタートになったよね。でもこのコースは『優しい』なんて錯覚は起こしていないし『眠れる巨人』だと思ってる。風がちょっとでも吹けば一変するのは間違いない。今朝のような有利なコンディションは活用しないとね」


アダム・スコット(6アンダー、午前組)
「今日のラウンドは残り3日間に向けて自信になる。でもこんなコンディションが続くとは思っていないからね。今日は気持ちよく公園を散歩してるような感じだった。練習ラウンドとは全く違うコースだった。これからの3ラウンドできっと天候が勝負を左右する時は来る。それに備えておかないとね」


ルーク・ドナルド(イーブン、午後組)
「午後回った選手の方が少しだけ厳しいコンディションだったのかな。風は確かに強くなってたし、大雨とまでは言わないけどイラつく雨だったね。最後の方は風も落ち着いたけど、(午前と比べると)タフだったのは間違いない。午前のプレーをちょっと見てたけど、本当に穏やかだったからね。でもそれは想定内。明日(今日)も朝スタートの選手にとって有利であってほしいね」


初日の夜、予想外の雨(1cm強)が降ったとのこと。第2ラウンドは予定通り現地時間6:30にスタートしていますが、場内清掃と安全を考慮してR&Aはギャラリーに来場時間を遅らせることを勧めているようです。2日目は終日雨の予報はないのだとか。


イギリスは天気予報はあってないようなもんですけどね...。

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