全米オープン事前:ビジェイ・シン、自力出場不可も「特別推薦枠」で出場!現役メジャー連続出場記録も更新

引き続き全米オープン小ねたで。


ロコ・メディエイトとサイモン・カーン以上に幸運だったのがビジェイ・シン。自力で出場権は獲得できませんでしたが、「特別推薦枠」が与えられようです。

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photo: zimbio.com


これまでメジャー3勝(1984年、2004年の全米プロ、2000年マスターズ)を含めPGAツアーだけで34勝を挙げているビジェイ。近年は背筋痛など複数のケガに悩まされていて、2年以上勝ち星がなく、数週間前には18年ぶりに世界ランキング上位50名から姿を消し話題になっていました。世界ランク上位50名に与えられる全米オープンの出場権も失い、ペブルビーチに行くためには予選会からの出場を余儀なくされたのです。


そこで助け舟を出す形になったのがUSGA。ザ・メモリアル・トーナメント終了後の翌日に予定されていた予選会を前に、ビジェイを「特別推薦」選手として選出することを発表。この「特別推薦」は、昨年の全英オープンで世界中のゴルフファンに夢を与えたトム・ワトソンにも適用しています。


ビジェイ・シンを招待する理由は多くあります。過去12年で3度メジャーを勝っている選手です。彼はケガを負いながらプレーを続け、今年に入ってからは特にすごい勢いで世界ランキングで落ちていきました。彼は全米オープンでの実績もありますし、今はケガも治り良いプレーをしています」


とUSGAチャンピオンシップ委員会長のトーマス・オトゥールJr氏は言います。ビジェイは15年連続で全米オープンに出場していて、1999年には自身最高位となる3位タイに入っています。


予選会を前に朗報が入ったビジェイは


「ようやく健康な状態でプレーができるようになってきた。ペブルビーチで戦えることを楽しみにしている。スタートするのが待ち遠しい」


とコメントしています。


ザ・メモリアルでPGAツアー初優勝を挙げた実力者ジャスティン・ローズや今年に入ってから活躍が著しいリッキー・ファウラーなどの若手を差し置いて、味方によってはピークを越えた感のあるビジェイが「特別」推薦に値するかは議論になるところだと思います。しかし、これだけの実績のある選手がそもそもフィールドに入れない方がおかしく(世界ランキングのポイントシステムも含め)、個人的には全く異論なしです。


ちなみに、ビジェイは現役としては最多のメジャー連続出場記録を持っています。今回の出場でその記録は「64」に伸び、普通に計算すると16年間連続して全メジャーに出ていることになります。この記録はなかなか破られないのではないでしょうか。


崖っぷちで救ってもらったビジェイ。大ベテランがフィールドにいるとホッとしますね、なんとなく。

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