ジェフ・オギルビー、「マッチプレー」での強さの秘密

WGCアクセンチュアマッチプレー選手権決勝戦。36ホールの長丁場の闘いを演じるのはオーストラリアのジェフ・オギルビーとイングランドのポール・ケーシー。偶然(?)にも、この二人、2週間前にこのリッツ・カールトン・ゴルフクラブで練習ラウンドを回っていたのです。


8番ホールを終わってオギルビーが3アップ。オギルビーは2006年からこの大会に出場していて今年が4年目でなんと3度目の決勝戦進出。通算成績は16勝2敗。今年は開幕戦の「メルセデス選手権」で優勝しているが、「マッチプレー」のフォーマットで本領を発揮している。


その強さの秘密とは・・・。

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photo: flickr@olivierphoto


世界トップクラスの選手たちが一同に参加するこの大会。毎年同じコースで開催されているわけではない中、毎回勝ち進んでいる秘訣はどこにあるのか・・・。


準決勝を終えた後のオギルビーのインタビューにその答えのヒントがあったような気がする。


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Q:マッチプレーで強いですが、それは「忍耐力」の問題のような気がするのですが・・・?


オギルビー:どう説明したらいいのか分からないんだけど、一つの試合を楽しんでいる。マッチプレーの好きなところは何度も「ここぞ」という場面があるところかな。普通の試合でプレーしているだけだと、一年中そんなシーンがなく、それでもPGAツアーではそこそこ良いシーズンを送ることができる。今週だけで15回もそんな場面があった。俺らは、そのようなシチュエーションで活躍するためにゴルフをやってるんだ。


1回戦だって19ホール目に突入して、プレーオフのような雰囲気だったし、次の日だって同じ(対片山晋呉)。別にナーバスになるわけじゃないんだ。1回戦の13番ホールでの緊張感と、普段の(ストロークプレーの)大会の最終日、13番ホールで1ストロークビハインドの時に感じる緊張感は同じだったりするんだ。絶対に決めなければいけないアップダウンのパットや相手が既にフェアウェイキープをしているから絶対に自分も決めなければいけないティショットだってある。マッチプレーのそういう局面がたまらなく好きなんだ。何かを楽しんでいる時って、ウマくいくようになっているんだろうね。


Q:だから悪いショットの後でも、あまり引きずってないのですか?


オギルビー:特にマッチプレーで、悪いイメージを引きずって自分を責めるほど非効率的なことはない。マッチプレーという形式は、俺のメンタルを良い方向に導いてくれるんだろうね。


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以前、マッチプレーの強さは「潔さ」と書きましたが、オギルビーのように勝ち進んでくる選手たちに共通するのはこういった考え方一つのような気がします。もちろん、タイガー・ウッズもこの部類の一人に入るでしょう。「ここぞという場面」、世界中が注目している局面が何よりも好き!という気持ちこそが、マッチプレーで勝ち進む秘訣なのかもしれませんね。


いい勉強になりました。


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