石川遼が最後に見せてくれました。WGCアクセンチュアマッチプレー選手権1回戦で、オーストラリアのマイケル・シムを相手に2アップで勝利。15番を終えて1ダウンも最終3ホールを連続バーディとして逆転勝利。2回戦の相手は大会第1シード、スティーブ・ストリッカーを破ったロス・マクゴワン(英)と対戦します。
一方、もう一人の日本人選手、池田勇太はニック・ワトニーに4&3で完敗。こちらはワトニーのスーパーショットにやられてしまったようです。
石川遼参戦記念!WGCアクセンチュアマッチプレー選手権メッシュポロ&重ね着インナーセット
石川遼は15番を終えた段階で1ダウンと追い詰められるも、そこからが圧巻でした。16番をバーディとしてオールスクエアに戻すと、次の17番の2打目をバンカーからこのスーパーショット!
■石川遼、1回戦17番ホール第2打
ここでバーディを奪い一気に形勢逆転。その勢いのままに最終ホールへ向かい、パー4の第2打がこちら。
■石川遼、1回戦18番ホール
昨年のネイションワイドツアー賞金王、ファーマーズ・インシュランス・オープン2位タイに入り今季好調のシムを相手に12アップで勝利した石川。次の相手はストリッカーを破る番狂わせを演じたロス・マクゴワン(Ross McGowan)。石川もストリッカーが勝ち上がってくることは想定していただろうし、昨年のプレジデンツカップで実力の差を見せ付けられた相手に再び胸を借りるつもりで挑もうと考えていたはず。実績だけで見ればストリッカーよりマクゴワンの方がやり易いのは当然ですが、マッチプレーではその時その時の運、調子、環境で実力以上の力を発揮できてしまうもの。ランキングだけを見ても石川有利と見られるはずですが、気を引き締めて挑んでほしいですね。