WGCブリヂストン・インビテーショナル初日:ババ・ワトソン「何が何でもライダーカップの一員になりたい」

今週のWGCブリヂストン・インビテーショナルはいろんな意味でビッグトーナメント。まずはフィールドが欧米(そして日本)のトッププレーヤーが集結していること。来週のメジャー最終戦「全米プロ選手権」の前哨戦という位置づけも強い。


更に今年はライダーカップイヤー。特に米国チームの選手たちは、来週の全米プロの結果を最後に自動的にチーム入りできるポイントランキング上位8名が確定するためラストスパートをかけています。


最新のライダーカップポイントレース


その一人、ババ・ワトソンが初日6アンダー「64」で単独首位スタート。これは面白くなってきました。


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photo: zimbio.com


現時点でライダーカップの出場権獲得圏内にいるポイントランキング上位8名は下記の通り。


1. フィル・ミケルソン(5,768.75)
2. ジム・フューリック(3,418.94)
3. スティーブ・ストリッカー(3,402.68)
4. ジェフ・オバートン(3,277.85)
5. アンソニー・キム(3238.31)
6. ルーカス・グローバー(2980.87)
7. マット・クーチャー(2,938.42)
8. ダスティン・ジョンソン(2936.14)


現在、ワトソンは2,202.32ポイントで17位。しかし、今週のWGCブリヂストンは賞金額が多く、優勝者には140万ドル、ポイントにすると1,400ポイントが与えられます。優勝することができれば、3,602ポイントとなりトップ8に楽々入ってくることになります。昨年を参考にすると2位タイに入った2名は665,000ドルを獲得しているので、単独2位でも上位8名にランクインしてくるでしょう。


ちなみに、初日4オーバー、出場選手81名中70位タイのスタートを切ったタイガー・ウッズは現在ポイントランクで9位。予選カットがない大会といってもここからの巻き返しはさすがにきつい...。


ワトソンに関するデータをいくつか。


<ワトソンとWGCブリヂストン・インビテーショナル>
・初日を終えてPGAツアーの試合でトップ(またはトップタイ)でスタートしたのは初めて。これまでのベストスタートは2006年クラウンプラザ・インビテーショナル、2009年のボブホープ・クラシックの2位タイ。
・初日のみならず、ラウンドを終えて首位または首位タイに立って終えた試合でワトソンは必ずトップ10以内でフィニッシュしている。
・6アンダー「64」はワトソンの今季ベストオープニングラウンドスコア。それまでのベストはトラベラーズ選手権での「65」で、その大会で自身ツアー初優勝を挙げた。キャリアでのベストオープニングラウンドは2009年ボブホープで記録した10アンダー「62」。
・WGCブリヂストン初日の最少スコア記録は「63」、2003年にスチュワート・シンク、2006年にアダム・スコットが記録した。初出場の選手による初日「64」は初めて(ワトソンは今大会初出場)。
・開催初年度を除き、大会初出場の選手が優勝したことは今までにない。


そして初日の後の記者会見から。


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Q:6アンダーというスコアに少し戸惑いもあるようですが。


ワトソン
「ここでプレーをしたことがなかったので、ここ何日かでコースを勉強した。ここ2週間、オフを取って湖でリラックスして、ゴルフから離れていた。だから今はリフレッシュできていて、ゴルフが楽しい。今年の一番の目標はライダーカップに出場すること。それを実現させるまで残り2週間。今はポイントランクで15、16位(実際は17位)。チーム入りするために必要なのが今週優勝することなのかは分からないけど、とにかくそれが今の最大の目標。今日、明日いくつで回らなければいけないとかは全く考えていない。2週間後に発表されるチームメンバーの一員になるために何が必要なのか、一歩引いて全体像を見るようにしている。タイガーも昨日言っていたように、俺もチームの一員になりたい。自分への期待は、残り2週間、どこでやろうが、何日目であろうが、とにかく全力でベストのプレーをすること」


Q:ツアー初優勝をしてから何か変わったものは?


ワトソン
「コース上では何も変わらない。常に勝つことを目標にしている。頭の中で勝つことを『想像』することは簡単。そんなのは誰だってできる。実際に勝つことは想像以上に難しい。そういう意味では自分の考えは変わっていない。今でも勝ちたい。自分の目標はライダーカップチームに入ること、そして来年のプレジデンツ・カップにも出場すること。国を代表してプレーすることほど誇れるものはない。


「・・・以前にも言ったことだが、優勝する代わりにライダーカップでプレーできるのであれば喜んでそうする。俺にとってはそれだけ意味のあるもの」


Q:今まではどれだけ飛ばすかが話題の中心でしたが、少し変わってきましたね。


ワトソン
「気付いているかもしれませんが、去年も、今年もドライビングディスタンス(平均飛距離)は1位ではないですからね。安心してくれ、飛距離に関して話していないからといって傷ついてないから。なぜなら特別飛ばそうとはしていない。自然とやっているだけ。


「ドライバーは好きだし、遠くに飛ばす。でも飛距離だけが無駄に注目されるから、『ショートヒッターなのに彼は何勝している...』って言われればいいなー、と思う時がある。でも現実は距離が出て、まだ1勝しかしていない。だから、もっと優勝回数を増やしていかないといけないんだ」
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ライダーカップへの意気込みがすごい。タイガーの昨日の言葉を引き合いに出していましたが、明らかにチーム入りすることへの温度差があるような・・・。熱いぜ、ババ!


全英から2週間オフを取ったのも精神的には良かったみたいですね。トラベラーズとWGCではトーナメントの重みは違うし、決勝ラウンドを上位のまま迎えればかかってくるプレッシャーも違うでしょう。


自国を代表してプレーする「誇り」でどこまで戦えるか。いろんな意味で楽しみが増える選手が上位争いに絡んできてくれました!


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