あまり明るいニュースではありませんが、先日、米キャロウェイゴルフが2010年度第3四半期決算を発表。前年対比でも大幅に赤字が拡大していて、海の向こうではゴルフ市場全体の回復はまだ遠いようです。
26日の株式市場取引終了後、キャロウェイゴルフ(Callaway Golf Co.)は2010年度第3四半期の決算を発表し、2,090万ドル(約17億円)の損失を計上、前年度の第3四半期との対比では約130%増(1,610万ドル=約13億円)の結果となった。売上は前年対比8%減の1.756億ドル(約142億円)。
業界アナリストはキャロウェイゴルフの1株当たり損失を17セントと予想していたが、それを大幅に上回る33セントとなったとのこと。アメリカの消費者心理は未だ回復しておらず、新品クラブなど大型商品の「買い控え」が続いていて、キャロウェイ側は本格的な回復は来年以降になると見ているようです。
「ゴルフ業界の回復は2011年に持ち越しとなりそうだ。ゴルフ業界がその他セクターと比べて経済恐慌の初期の煽りを受けたのが遅かった分、抜け出すのも遅いという自然な流れだ」
とキャロウェイゴルフCEOのジョージ・フェロー氏。また、フェロー氏によるとゴルフ市場全体の消費量は昨年と比べると3%減っているが、これは前年度の14%から大幅に回復している、と言っています。
今回のキャロウェイゴルフの決算発表は市場を代表するメーカーとして業界全体の動向を占う一つの指標にもなるわけで、海の向こうだけの話ではありません。日本とアメリカでは天候の差、新商品発表のタイミングなどの違いで売上に与えるインパクトは単純に比較することはできませんが、トレンドを比較してみる価値はあると思います。
ということで、海のこちら側の業種別業績を調べてみました。
■メーカー
SRIスポーツ株式会社:
・2010年12月期 通期業績予想:
-売上:640億円(前期比2.5%減)
-経常利益:42億円(前期比13.8%増)
-当期純利益:22億円(前期比89.5%増)
■ゴルフ場
アコーディア・ゴルフ
・2011年3月期 通期業績予想:
-売上:909億円(前期比4.03%増)
-経常利益:137億円(前期比10.72%増)
-当期純利益:121億円(前期比15.92%増)
PGM
・2010年度上半期業績:
-売上:373億4,700万円(前期比2.9%減)
-営業利益:40億6,900万円(前期比14.2%減)
-経常利益:15億3,200万円(前期比55.1%減)
■店舗
ゼビオ株式会社(ゴルフパートナー、ビクトリアゴルフなど)
・2011年3月期 通期業績予想:
-売上:1,702億2,300万円(前期比4%増)
-経常利益:117億3,000万円(前期比7%増)
-当期純利益:46億9,900万円(前期比26%減)
取り急ぎ、数社。SRIもゼビオも純粋にゴルフ商材を扱っている企業ではないので、この数字のまま鵜呑みにできません。もう少し調べたいと思いますが、やはりトレンドとしては減少(特に今夏の猛暑により...)、または昨年同様の数字なのでしょうか。。。
