セントジュード・クラシック最終日:またしてもブライアン・ゲイの一人旅

今週のメジャー第2戦「全米オープン」に出場する選手の多くも参戦した「セントジュード・クラシック」。フィル・ミケルソンのようにメジャーの前週でも実戦での最終調整を好む選手が顔を連ね、比較的豪華な顔ぶれになってました。


そんな中、終始マイペースでプレー、気付いたら大会史上4人目となる「完全優勝」の大快挙を達成したアメリカのブライアン・ゲイ


この男、全米オープンのダークホース中のダークホースかもしれません...。


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photo: golf365.com


今年の「ベライゾン・ヘリテージ」で通算2勝目を挙げたばかりのゲイ。その時は2位以下に10打差をつける歴史的圧勝劇。今回の優勝はさらにメンバーが強化された中で初日から独走、気付けば2位のデビッド・トムズ(この大会を2度も勝っている選手)に5打差を付けていました。


以前も書きましたがゲイはPGAツアーで最も飛ばない選手の一人。しかも、今年のセント・ジュードは大雨に見舞われロングヒッターが有利になるはず展開だったのですが、ゲイの勝因はずばり「パッティング」と言っても過言ではないでしょう。


■ゲイが4ラウンドで要したパット数はなんと100。これで170ホール連続で3パットしていない。


■ゲイの平均ドライビングディスタンス(265.8)は予選通過した選手の最下位。反対に平均パット数(1.510)は全体の1位。


■2000年以降、ゲイはPGAツアーで最も試合出場回数が多い(307)。292試合勝てなかったが、最近42試合で3勝を挙げている。


■最終日に「66」を叩き出し、ツアープレーヤーの中で最終ラウンドの平均スコアはタイガー・ウッズを抜いて2位に浮上。


<2009年ファイナルラウンド平均スコア>
・ローリー・サバティーニ:68.30
・ブライアン・ゲイ:68.75
タイガー・ウッズ:68.80


これだけの成績を残していれば評価もされるはず・・・なのですが、決して派手ではないプレースタイルやルックスからまだ脚光を浴びないのかもしれません。イメージとしたはレティーフ・グーセン(地味さ)とルーク・ドナルド(アイアンプレーヤー)を足して2で割った感じでしょうか。


でも今年の実績だけでみればぴか一。15試合に出場して優勝2回、トップ10が4回、トップ25が7回(予選通過12回)でFedEx Cupポイントランキングも4位に上昇してきました。


それにしても、PGAツアーっていろんな選手がいるもので、ティム・クラークのように優勝のお膳立てができているのに何度やっても優勝できない選手がいるかと思えば、ゲイのようにプレッシャーに押し潰されない図太い選手もいるんですよね・・・。周りからチヤホヤされていないのが逆に良いのかもしれないですね。


全米オープンは毎年パッティングのタッチが勝敗を左右しています。ベスページ・ブラックでもゲイの「一人旅」はあるのでしょうか・・・さすがにあの人が許してくれないですよね。

個人的には地味な選手大好きなのでひそかに期待をしていたりもします。

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