チューリッヒ・クラシック事前:「賢い選択」したダニー・リーがいよいよプロデビュー

世界を代表するティーンゴルファー、ダニー・リーが今週の「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」でプロデビューします。


今季は既に欧州ツアーの「ジョニー・ウォーカー・クラシック」を優勝。いつプロ転向するかが注目されていましたが、アマチュアだったから出場できたマスターズ最終日の翌日に正式にプロになったようです(昨年の全米アマチュア選手権優勝でマスターズの招待を受けていたが、プロ転向していたら権利を破棄することになっていました)。

リーが今週からプロの道を歩み始めるわけですが、そのタイミングに関しては早すぎず、遅すぎず「賢い選択」だったとの見方が大半のようです。


マスターズに出場するためにアマチュアのステータスを保持したリー。リーにとって残りのシーズンでの最大の目標はPGAツアーの賞金ランキングTOP125に入り、来季のツアーカードを確保すること。その賞金を稼ぐために本来であればスポンサー推薦枠で7試合にしか出場できないのですが、リーの場合はそれ以外にも賞金を獲得するチャンスはあるようです。


まず規定上の7試合以外に、全米アマチュア選手権優勝者として「ザ・メモリアル」、「AT&Tナショナル」に出場できるのです。これはマスターズとは違い、プロ転向しても出場権が与えられるとのこと。この2試合は規定の7試合にはカウントされません。


更に、プロ転向したことで全米アマ優勝者に与えられる「全米オープン」出場権利はなくなりましたが、ザ・メモリアル最終日の翌日に行われる最終予選会から出場権獲得を目指せるのです。長い予選会を戦い抜く必要はないのです。


更に更に!欧州ツアーの一戦でもあるジョニー・ウォーカー・クラシックを勝ったことで、秋に開催される「WGCブリヂストン・インビテーショナル」の招待選手として出場できるのです。しかも、世界ゴルフ選手権は予選落ちがないため、必ず賞金を獲得できます。


よって、現時点で出場が決まっている(であろう)試合は・・・


1.ザ・メモリアル(全米アマ優勝者枠)
2.AT&Tナショナル(全米アマ優勝者枠)
3.WGCブリヂストン・インビテーショナル(J.ウォーカー・クラシック優勝者枠)
4.チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ(推薦枠)
5.ワコビア選手権(推薦枠)
6.バイロン・ネルソン選手権(推薦枠)
7.クラウンプラザインビテーショナル(推薦枠)
8.未定(推薦枠)
9.未定(推薦枠)
10.未定(推薦枠)


の10試合で、これに上記の全米オープンが加わると11試合に出場できるということになります。これは過去にシーズン途中でアマチュアからプロ転向した選手では異例の数字。上記の10試合で賞金ランキング上位125名に入るか、もしくは昨年の150位の金額($537,958)以上を獲得して優先出場権を目指すことになるようです。


先日、そのリーがプロ転向後初の記者会見をしたようです。


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pgatour.comのサイトにリンクします。


石川遼より一歩先にPGAツアーの最前線で戦うことになるリー。10代とは思えない精神力とあのグレッグ・ノーマンが「軸がしっかりとしている」と絶賛するスイングでどこまで上位争いに食い込めるのか。。。欧州ツアーでの奮闘っぷりを見ていると、10試合のうちどこかで優勝争いをして、さらっと来季のツアーカードを取れてしまいそうな気もします。


いずれにしろ要チェックですね。

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