ザ・ツアー選手権初日:ライダーカップ落選で吹っ切れたポール・ケイシー、6ラウンド連続の60台!

1,000万ドル(約8.5億円)がかかったFedEx Cupプレーオフ最終戦「ザ・ツアー選手権」。プレーオフとは別に最終戦の優勝賞金130万ドル(約1.1億円)を入れると今週の大会を優勝してプレーオフの覇者にもなった選手は約9.5億円が入るチャンスがあるのです(注:プレーオフの1,000万ドルは退職金として払われる)。


この大一番で首位タイと絶好のスタートを切ったのがポール・ケイシー。つい1ヶ月前はどん底を経験した男が、虎視眈々とビッグタイトルを狙っています。


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photo: zimbio.com


今大会で優勝すれば年間チャンピオンになれるのはランキング上位5名のみ。その5名のうちアンダーパーで初日を回ったのはケイシーのみでした。ケイシーはこの日最も難関ホールとなったパー3、6番ホールでボギーを叩くも、8番から3連続バーディ、さらに拾うべきイージーホールのパー5、15番でしっかりとバーディとして5バーディ、1ボギーの4アンダー「66」でホールアウト。同郷のルーク・ドナルド、そしてようやく復調?してきたジェフ・オギルビーらと並んで首位に立っています。


トップの中のトップが集うこの大会。そんなフィールドでさえこの日アンダーパーを記録できたのは僅か9名(30名中)。乾燥してボールが止まりにくくなっているのがハイスコアの要因の一つになっているようです。ランキング1位からスタートし総合優勝を狙うマット・クーチャーも2オーバー(19位)、「ミスター・セプテンバー」のスティーブ・ストリッカーは4オーバー(22位タイ)。BMW選手権では最終日にタイガー・ウッズと同組で回り、何かを掴みかけたフィル・ミケルソンは1アンダー、6位タイスタートとなっています。


一同が苦戦を強いられる中、ケイシーはこれで6ラウンド連続の「60台」という記録を更新。最後に70台を叩いたのがドイツバンク選手権の第3ラウンド。ケイシーがライダーカップのチーム選考から漏れたのはプレーオフ初戦ザ・バークレイズの最終ラウンド中のこと。そのラウンドから数えると、10ラウンドしていて、そのうち60台が8回、オーバーパーは1回のみ。


まるでコリン・モンゴメリーの人選が間違っていたことを証明しようとしているかのように・・・。


「好きに書いてくれ(笑)。・・・年初に自分の目標として掲げたことを達成するチャンスが回ってきた。大会が始まった今は、とにかくその目標を達成するために良いポジションにつけることを考えている。『その他』にモチベーションになっているものとかは考えていない。これ以上モチベーションは必要ない。今の目標を達成させるだけで十分なモチベーションになっている。


「今週勝つことができればこれまでで最も価値のある1勝になる。お金的にも最もデカい1勝になるよ」


と、ライダーカップの悲劇はとっくに忘れていて、目の前の1戦に集中できているようですね。ケイシーはライダーカップは観戦するが、来週は自宅ではなくカナダ、トロントにバイキングしにいくとのこと。


FedEx Cupチャンピオン(恐らくその頃にはワールドランキングも7位か6位)となったケイシーは10億近い大金を手中にし、カナダの大自然の中でチャリンコを乗り回している。その間、彼の同僚たちは名誉のためだけにウェールズで過酷な4日間の大会に挑んでいる・・・。


仮にケイシーが優勝、欧州チームも優勝となれば、どちらともチャンピオンなんだろうけど、なんだか不思議な感じですね。ケイシーが外された意味がますます分からなくなってしまうような。


なんだか皮肉な結末が待っていそうな気がするなぁ〜。


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