ザ・ツアー選手権最終日は既にスタート。ケニー・ペリーが3日目に6アンダーの完璧なゴルフで一気に首位に立ち、2打差でタイガー・ウッズが追随。更に2打差の4位タイにフィル・ミケルソンと初日トップのショーン・オヘアが付けています。タイガーは勝てば当然プレーオフの年間王者になれるわけですが、ペリーが優勝しても3名以下の3位タイ以上でフィニッシュすればポイント差でプレーオフチャンピオンになれます。
開催コースのイーストレイクGCはそれほどロースコアが出ない状況で、恐らく優勝争いはこの4名に絞られそうです。
オヘアにもまだ総合優勝の可能性が残されています。

photo: zimbio.com
初日、4アンダー「66」で単独首位に立ったオヘア。好スタートの裏にはある人からの貴重なアドバイスがあったようなのです。
前日の練習ラウンドでタイガーとラウンドしたオヘア。そのラウンド中にタイガーからパッティングストロークのアドバイスを受けたそうなのです。テークバックの際にパターフェイスを開くイメージで引けば、インパクトでブレードを利用して打つことができる、と。
翌日の初日、オヘアはその助言通りにラウンドして28パットで周ったのです。
初日のラウンド後、タイガーは
「嫌っていうほど嫌味でも言ってこようかな」
と冗談を言っていました。一方、アドバイスをもらったオヘアは
「彼の助言は信じたし、パッティング上達には欠かせないポイント。すごい選手からそんなアドバイスをもらえることはありがたいことだけど、それが史上最強の選手からだと思うと尚更嬉しいよ。しかも、俺は彼のライバルの一人なのに、それにも関わらず俺を助けてくれるなんて、本当に紳士だと思うよ」
10億円がかかった勝負の直前でもライバルを助けてあげられる気持ちの余裕というかスポーツマンシップは、タイガーならではなし得ることなのかもしれませんね。スティーブ・ストリッカーとジェリー・ケリーの仲の良さは有名な話で、PGAツアーの選手同士でも助け合うことは珍しいことではないですが、大一番を前にした練習ラウンドですからね・・・。
「単純なことで、友達は助けてあげるもの。ショーンは友人だし、少しでも助けてあげようとするもの。今年、ショーンはグリーン上で苦戦していたのを知っていたし、それを修正するために俺の知恵を分けることができればいいと思ってやったことだよ」とタイガー。
プロ、アマ問わず、ゴルファーの模範ですね、こういう精神は。
タイガー、また株が上がりましたね。これで自身のパッティングの調子も上がってくれば良いですけどね。

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