ジョナサン・べガス「チャベス大統領にゴルフ=エリートスポーツではないことを伝えたい」

先ほどのエントリーに続き、先週のボブホープを優勝したベネズエラのジョナサン・べガス関連です。


大会期間中の記者会見で興味深かったQ&Aを紹介しておきます。


「アメリカンドリーム」を達成してもまだまだ信じ続けるベネズエラン、ジョナサン・べガス

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photo: zimbio.com


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Q. あなたのプロフィールには「ほうきと石ころ」でゴルフを始めたとありますが、これは本当ですか?


べガス:
「そうですね。親に育ててもらったんですが、とにかくあるものを拾っては振り回して、その辺にあるものを打っていました。プラスチックのボール、石、家中にあるものを何でも打ってはよく窓を割ってました。ゴルフを始めたのはそういうところからですね。始めるきっかけは親父です。彼はゴルフのファンでもあり、彼を見て育ちました」


Q. お父さんがゴルフを好きになるきっかけは?


べガス:
「彼は幼い時に練習場でボール拾いをしたり、カラカスにあるゴルフ場でキャディをして小銭を稼いでいたみたいです。そこでゴルフに目覚めたのかな・・・。ゴルフ場の近くに住んでいて、小さい頃から働いて、お金をもらうためにやっていた」


Q. ゴルフを続けるモチベーションを維持し続けるのは難しかったのでは?あなたの国でゴルフというスポーツが「軽視」されていると思うことはなかったですか?


べガス:
「いや、ゴルフはいつも楽しかった。家族と一緒にやるものだった。僕が幼い頃から、ゴルフはいつも側にあった。家族で旅行に行く時も、近くにゴルフ場があるところを必ず選んでいた。だから、ゴルフはやっていていつも楽しかったし、生まれ持ったというか・・・他のスポーツも全部やってみたけど、ゴルフ以上に情熱を感じるものはなかった。だから小さい頃からそこそこ活躍して、自然とゴルフが好きになっていった。その気持ちは今でも持っているよ」


Q. あなたの名前の綴り(JHONATTAN=ジョナサン)はどういう意味があるの?あまり見ない綴りですよね。


べガス:
「いい質問だね。俺も教えて欲しい。彼ら(親)は一風変わった名前にしたかったんだと思う。ベネズエラで一般的なスペル(Jonathan)にしてもよかったんだろうけど、少し変えてみたんだろうね。でも自分はそれでハッピーだよ。『JHONATTAN』は一人しかいないだろうし、一回見れば忘れないだろう」


Q. 幼い頃はテレビでゴルフを見ることができたのですか?


べガス:
「あまり見なかった。1997年のマスターズでタイガー・ウッズが勝った試合から見始めたかな。12、13歳くらいだったと思う。そこからテレビで見始めて、少しずつプロゴルファーになりたいという気持ちが強くなっていった。ここにいるのもそういう気持ちの積み重ねだと思う」

Q. ベネズエラ出身のプロゴルファーと言われてどんな気分ですか?チャベス大統領は本当にゴルフが嫌いなのですか?


べガス:
「嫌いかどうかは分からないけど、ゴルフ場を何個も閉鎖しようとしていて、既に閉鎖に追い込まれているところがあるとも聞いてる。国の人にとってはあまり関心が高いスポーツではないのは分かっているけど、もっと多くの人の目に触れて、注目され始めて、もっと選手が出てきてくれることを祈ってる」


Q. あなたが優勝すれば、大統領はあなたに会いたいと思われますか?あなたは彼と話したいですか?ゴルフについては何て言いますか?


べガス:
「わからないけど、会って話せることを願ってる。なぜならベネズエラの人たちにゴルフについてもっと知ってもらいたい。大統領のゴルフに対する考えも聞きたいし、またどうすればゴルフが発展していけるかも考えていきたい。以前から大統領は『ゴルフはエリートスポーツ』と言っていますが、ここにいる皆さんはそれが本当ではないということも知っていますよね。でも今の大統領の考え方はそうではない。だから一度はお会いして、そうではないんです、ということを話してみたいと思う」


Q. ここで優勝すればあなたは母国から次々と出てくるシュートストップ(遊撃手)より有名になるのですか?


べガス:
「それはないな。そこまで行くにはまだまだ遠いよ」
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などなど語っていました。チャベス大統領に会う機会はあるのでしょうか・・・。


先週のボブホープでは、平均飛距離308.7ヤードは全体の3位、FWキープ率は75.0%の13位タイ、そして平均パット数は27.4で16位タイとティグランドからグリーンまで安定していたべガス。中でも注目は恵まれた肉体から生み出す飛距離。2007年の全米アマチュア選手権に出場していた際はヘッドスピードが61.7m/s(138mile/h)だったとか!それからはショットのばらつきを減らすためにボールコントロールする練習に取り組んだとか。それでも現在は55.9m/s(125mile/h)でいずれにしてもツアートップクラス。


どう化けてくるのか、楽しみです。

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