【連載:スロープレーを考える】はじめに

先週のザ・プレーヤーズ選手権は実に興味深い大会でした。


ルーク・ドナルドがティショットでチャビー・チャンドラーを直撃したかと思えば、優勝会見ではやっとビッグタイトル手にできたねと聞かれたマット・クーチャーが


「You can suck it, big guy!」
※直訳=これでどうだ!?
 意訳=トロフィーが目に入んねーのか!うせろ、ブタ野郎!


と笑いを取ってみたり。


でも一番印象に残ったというか、新たな視点でゴルフというスポーツを考えさせられるきっかけになったのがケビン・ナのスロープレー。これまでナやベン・クレインの「スロープレー」は面白おかしく取り上げられてきていましたが(クレインは自虐ネタにしているw)、今回の試合を振り返っていると実は深刻な問題なのかも...、と思ってしまいました。


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photo: zimbio.com


あえて今回深く取り上げてみようと思ったのは、ラウンド中のギャラリーのリアクション、ナ本人の罪悪感、周りの選手の様々な反応、そしてそれらを取り上げるメディアの論調に大きなギャップを感じたからです。ナが最終日最終組に残るまでの成績を挙げたからこそここまで注目されていて話題になっているのかもしれませんが、今後もスロープレーヤーが活躍すればこの話題は出てくることでしょう。当然、日本のツアーでも起こりうる話です。


最初に言っておきますが、ナもスロープレーも擁護するつもりもないし、プロアマ問わず、スロープレーで得する人は誰もいない、と個人的には思っています。ただ、一般的に悪とされているスロープレーは「スロープレースタイル」だと感じています。アマチュアの場合、プレー進行が遅くなる原因は「マナー」を守れていないところにあったりします。例えば、林に打ち込んでクラブを1本しか持っていかない、グリーン上で自分の番になって初めてラインを読み始める、などなど。スタイルではなく、その選手(プレーヤー)が抱える悩みとは一線を画すべきだと思っています。


連載と言えば大げさですが、今回は「スロープレーを考える」ための参考記事を数本アップしようかと。選手のコメントや動画などを何本か紹介していき、あえて個人的な意見は述べません。読んでいただいた皆さんの意見を聞きたいと思います。


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