欧州ツアー「KLMオープン」を開催しているオランダのフルファーサムGCで8日、「動物愛護団体」を名乗る個人(集団)がコースのグリーンを掘り起こし、初日のスタートを遅延させる「抗議デモ」騒ぎがあった。
主義主張は分かる。
でもこれは酷すぎる。
被害に遭ったのは4番から6番、そして9番ホールのグリーンで、カップごと掘り起こされていたホールもありグリーンキーパーが急いで補修。45分間スタートが遅れ、途中雨によるサスペンデッドもあったためフィールドの約半数はラウンドをフィニッシュできずに初日を終えた。
被害に遭ったグリーンはこんな感じ。
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photo: Times Live

photo: guardian
今回の犯人はまだ捕まっていないが、犯行声明文らしきメールが「Bite Back」という動物愛護サイト(掲示板)や米ゴルフサイト「Pro Golf Talk」に送られていて、
「9月8日夜、我々はKLMオープンを開催するゴルフ場に行き、到着してすぐにグリーンを掘り始めた。4つのグリーンにダメージを与えカップを抜き出した。これはKLMにとって良い教訓になることだろう。...KLM、あなたは何千匹にもおよぶ動物を研究所に運ぶことが許されると思ったら大間違いだ。あなたが目立とうとするところに我々は必ず現れる。これは忠告だと思え。決めるのはあなただ。これをエスカレートさせたいか?それとも卑怯なビジネスから手を引くか?」
と書かれていたとか。
大会の冠スポンサー「KLMオランダ航空」は旅客便以外にも世界中から研究用の動物を輸送する業務も行っていて、動物愛護団体の発表によると研究用に捕獲された野生の猿の8割は輸送中に死亡してしまうとのこと。6月にはニューヨークで大規模な反KLMデモ活動を起こしていた。
その様子がこちら。
今回の件を知らされた選手たちの中には怒りを露にする者もいて、パブロ・ララサバルは
「犯人は絶対に牢屋に入れるべきだ。グリーンにこんなことをするなんて・・・。きっと犯人は見つかるだろうし、罪を償わせるべきだ」
と言い、リー・ウェストウッドはいつものブラックヒューモア全開で、
「オランダで雨中断。笑えないジョークが生まれる時間の余裕ができてしまった!」
とTwitterで冗談を。
それにしても、とんでもないことをやってしまう輩がいるもんですね・・・。ただ、ゴルフ業界以外の企業が大会スポンサーになっている以上、恨みや僻みからこのような事件が起こる可能性はあるということ。これも大会をスポンサードする新たな「リスク」なのでしょうか。
とにかく、一刻も早く犯人を捕まえて、刑務所で芝管理の勉強でもさせたいですね!
