欧州ツアーのトッププロを撃破!「一本足」ゴルファー、「何だって実現できる」[動画あり]

これは驚きとかっていうレヴェルの話しではありません。


大感動です。


ゴルフってやはりフェアで、誰でもプレーができるスポーツなんだなぁ、と・・・。

先週(厳密に言うと日本時間の昨日)まで開催されていた欧州ツアーの「ダンヒル・リンクス選手権」。この大会、ペブルビーチ同様、プロアマ競技も同時平行で開催されていました。


優勝したサイモン・ダイソン以上にこの週注目されていたのが、ドミニカ共和国生まれ(現在はフランス在住)のマニュエル・デ・ロス・サントスさん(25歳)でした。


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photo: telegraph.co.uk


野球選手としてその将来が有望視されていたデ・ロス・サントスさんは交通事故で左足を失いメジャーリーグの道を諦めることに。2004年にゴルフを本格的に開始し、今ではシングル(ハンデ3)の腕前なんだとか。


デ・ロス・サントスさんは恐らく世界No.1の一本足ゴルファーでしょう。


多くは語る必要ありません。まずはこのスイングを見てください。



これまでに、片足を失い義足を付けてプレーしているゴルファーは見たことがありますが、一本足でここまでプレーできる人は珍しい、というか、初めてなのではないでしょうか。


恐らく、デ・ロス・サントスさんには従来の理論なんて存在しないのでしょう。片足でスイングする自分の感性、野球で鍛えた上半身の力。それが自己流のゴルフ。ちなみにドライバーの飛距離は300ヤードを越えるそうです。


そして、今大会の初日は「66」でラウンドし、同伴していたツアープロ、リチャード・ブランドをスクラッチで破ったそうなのです(ブランドは初日「72」)。


すごいの一言です。


「今日はとても良いラウンドだった。(ハンデ0の)スクラッチプレーヤーになることが夢なんだ。いいじゃない。何だって実現できる。俺はそう信じてる」


とデ・ロス・サントスさん。憧れの選手は「タイガー・ウッズ」だそうです。


そして、最も間近で見ていたブランドはデ・ロス・サントスさんについて聞かれると、


「今週、大会が始まる前に、ホテルで彼を見たんだ。そして、一本しか足がない人を見た時、誰もが感じるように、俺も『かわいそうに』と思った。


「まさか彼が大会に出場するとは思ってもいなかった。そしたらテレビの番組で取り上げられているのを見て、初めて彼のことを知ったんだ。


「彼はターゲットに対してストレートに打ち、ミスショットはほとんどせず、アプローチもパッティングも上手いんだ。


「冷静に、彼がやっていることを見ていると、何て凄い人間なんだって思う。上半身の力は半端ではない。二の腕は太もものような太さで、握手をすると俺の手は覆いかぶさられてしまった。


「なんて言ったらいいか分からない。言葉がないよ。言葉では表現できないゴルファーだよ。」


デ・ロス・サントスさんの衝撃的なスイング動画を何度もリピートして見て思ったこと。


一般的に、スイングの重心移動には左側の「壁」が重要だとか、腰を回転させろとか、理論が頭でっかちになりがちなゴルファーもいますし、現にそれを糧に飯を食ってるレッスンプロも多く存在します。


でも、デ・ロス・サントスさんのような人がゴルフをしている姿を見ていると、そんな理論とかうんちくがバカバカしくなってきました。


ゴルフは理論なんかじゃない。


やっぱりハートが一番大事なんだな、って。


松岡修造に会いたい!

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