ソニーオープン活躍のマット・エブリー「マリファナ?大したことじゃない」

これはビックリたまげました。いやー、PGAツアーっていろんな選手がいておもしろい。


ソニーオープンinハワイ、最終日最終組で回ったマット・エブリー(28)。結果は最終日に2つスコアを落として通算10アンダー、6位タイで今季初戦を終えたのですが、それ以上に2日目の後に行われたインタビュー&会見の内容がぶっ飛びすぎていて(2日後の今でも)いろんなところで話題になっているようです。

エブリーは今季がPGAツアー参戦2年目。昨年はネイションワイドツアーで上位に入り、その前の年がルーキーイヤー。2010年夏、ジョンディアクラシックの大会週の火曜日、エブリーは大麻(マリファナ)所持の疑いで宿泊先のホテルで逮捕。同じ部屋にいたキャディ2名も同疑惑で逮捕され、4名のうち3名は吸っていたことも認めていました。エブリーは保釈金を払い解放。


このニュースは大々的に報じられていましたが、当時エブリーはツアーでの実績がなかったため、その後の進展はあまり話題にはなっていませんでした。結局、エブリーに対する起訴は取り下げられ出廷もしなかったのですが、ツアー側から「プロにふさわしくない行動」だったと判断され、3ヶ月の出場停止処分を受けていたのです。


>逮捕時のエブリーの写真はこちら


そして今年のソニーオープン2日目を終えて単独トップに立ったエブリー。ラウンド後のゴルフチャンネルのインタビューで、キャスターのケリー・ティルマンから2年前の一件を持ち出されたのです。今週の試合のことならともかく、法的にも答えられることが限られる話題なだけに、非常に居心地の悪そうなインタビューになっていました。


その映像がこちら。



エブリーは


「別に。3ヶ月休みができただけ。これもゴルフ。何も悪いことはやってない。起こってしまったから仕方ない。俺は変わってないし、友達も変わってない。大したことじゃない。俺が起こしたトラブルよりもっと酷いことは世の中では起きてる。それ以上は言えない」


と言っています。このインタビュー後、WeiUnderParの記者がエブリーに直撃したのだとか。すると、


「去年のディズニーの初日、俺はそこそこ良いゴルフをしていて、ケリー・ティルマンは俺のことを『大麻所持による出場停止処分から戻ってきた』選手として紹介した。俺は『プロフェッショナルとしてふさわしくない行為』で出場停止を食らったわけで、大麻は所持していない。あれはキレたね」


この話題になるのを知っていれば他に答え方があったか、と聞かれると


「いいや、正直に答えていたと思うよ。政治的に正しい言葉を選ばなかったから叩かれてると思うけど、そんなのどうでもいい。バカバカしい」


と言っていました。


そして、続く記者会見。メディアの連中はティルマンとのインタビューを聞いていた人が多かったのでしょう。どうにかしてこの話に繋げようとして、最後の方のやり取りで再びエブリー節が炸裂。


(一部抜粋)


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Q:ジョンディアでの一件について話していましたが、そこで何が起きたかを聞いているわけではなく、あれがあったせいで(2010年)シーズンにどんな影響がありました?あの後、ツアーカードを守るためにディズニーの1試合くらいしか出場できなかったのでは?


エブリー:「そうだね」


Q:その時のゴールは?忘れるために何をしていた?


エブリー:
「オフになった3ヶ月はディズニーに向けて練習していた。でも、3ヶ月試合に出てなくて、あの試合でトップ5か10くらいに入らないと次の年のツアーカードはもらえないというのが分かっていたから、あまり多くは期待できなかったよね。


「忘れるために何をしたか?俺にとってはもっと優先順位の高いモノがある。1ヶ月くらいは頭にきてたけど、その後は...別にディズニーで結果なんて出るわけない、と諦めていたわけではない。でもどこかで今年はQスクールに行かなきゃいけないな、とは踏ん切りはつけていた。でもそれも失敗した。それでネイションワイドに戻って、そこでツアーカードを取れて、ようやくあの一件は過去のことになったかな。


「自分にとって今回の件での罰は3ヶ月の出場停止処分ではなく、去年ネイションワイドに行かなければいけない屈辱だった」


Q:なぜそんなに頭にきていたのですか?


エブリー:
「いろんなことだよ。自分にも腹が立っていた。ここでは話せないこともあるけど、あの件の取り扱いにも頭にきていた。分からない...。俺は薬中ではない。酷い話だったよ。俺はまずい時にまずい場所にいて、最悪の事態だった。それで3ヶ月食らった。でももう終わったこと。ツアーに腹が立っているわけではない。彼らはしかるべき対処を取っただけ。それは完全に理解できる。もう全ては済んだこと」


Q:この一件をきっかけにライフスタイルを変えることになった?


エブリー:
「いいや。俺は結婚もしてるし、子供ももうすぐ産まれる。パーティー大好き人間じゃないんだよ」


Q:そういう意味ではなく、つるんでる人間を見直すとか...?


エブリー:
「いいや、俺は同じ人間とつるんでる。素晴らしい友人に囲まれてる。友達にマリファナをやりたい奴がいれば、それだけが理由で友達の縁を切るなんてことはしない。正直、俺の知り合いにはマリファナをやらない奴よりやる奴の方が多いよ。それは政治的に正しい発言ではないかもしれないけど、それが真実。俺にとっては大したことではない。やってる奴を見ても別に驚きもしないよ。俺はやらないけど、やってるからってビビらないよ


Q:ツアーの取り扱い方には納得がいかなかったと言ったけど、別に腹は立てていない、と。どっち?


エブリー:
「警察の始末の仕方があまりよろしくなかった。でもどうでもいい。ツアーも同じ。3ヶ月ではなく1ヶ月であればまだよかったかな、と」


Q:3ヶ月という処分は相応しくなかった、と?


エブリー:
「たぶん。でも今となっては何もできないから。ここにいる皆全員ツアーに所属している。俺がツアーの上に立てる、権限を持つ人間になることはない。彼らの決めたこと。そして俺はそれに従った。以上」


Q:ネイションワイドツアーという「ペナルティー」を食らってここに戻ってきた。自分の中で新たな、第2のスタート、という感じで捉えてる?


エブリー:
「そうだね、正直、今年はルーキーの気分。(2010年)のヒルトンヘッド(ベライゾンヘリテージ)までは良いゴルフをしてた。そこから指を骨折して、6週間欠場。復帰して2週間くらい(実際はジョンディアまでの4試合)プレーして、そして例の一件で3ヶ月。ルーキーシーズンは試合に出てない期間が多かったけど、それでももうちょっとでツアーカードを取れる位置にいた。良い一年だったけど、出場の機会が少なかった」
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まだシーズンが始まって2試合ですが、


「俺の知り合いにはマリファナをやらない奴よりやる奴の方が多いよ」


は今年の名言集に間違いなく入ってくるでしょうね。


正直者だということはよく分かりましたw


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