元「代理教員」、ポール・ゴイドスってこんな人

ジョンディア・クラシック初日にPGAツアー最少スコア記録「59」を叩き出したポール・ゴイドス。PGAツアーを追いかけている方ならご存知かもしれませんが、一般的にはあまり馴染みのない選手だと思うのでちょっとだけ紹介しておきます。


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photo: zimbio.com


ポール・ゴイドス
・出身:アメリカ(カリフォルニア州)
・身長:172 cm
・体重:84 kg
・生年月日:1964年6月20日
・プロ転向:1989年
・PGAツアー勝利数:2


ゴイドスは1989年にプロ転向するものの、1992年にネイションワイドツアーの「ユマ・オープン」を優勝した時にはまだ「教員」を務めていたという苦労人。しかも、教員といっても定職ではなく、「substitute(代理)」の先生。そんな異例なキャリアを持つ選手がいずれはPGAツアーの歴史に名を刻んでしまうのですから不思議なものです。というより、PGAツアーにはいろんな生い立ち、ストーリーを持つ選手が集まっているんだなぁ、と改めて感心しました。


直近で言えば、ゴイドスは2008年のザ・プレーヤーズでビッグタイトルまであと一歩のところまで来ながら、セルヒオ・ガルシアにプレーオフで破れ(17番パー3で池ポチャ!)ています。また、ミッシェル・ウィの挑戦で話題を集めた2007年ソニー・オープンinハワイでは、全く注目されない中で11年ぶりの優勝を挙げて一躍ツアーの中心選手の仲間入り。


では、今回の「59」の前兆があったのかというと・・・全くなかったと言っても過言ではありません。ここ5試合での結果は、


予選落→59位タイ→棄権→予選落→予選落


今季はトップ10入りが2回、FedEx Cupポイントランキングも118位と目立った活躍はありませんでした。先ほど紹介した記事にも書きましたが、プレーをしていくうちに「ゾーン」に入ったとのことですが、


「突然訪れた感じです。どうやって(59を)出せたのかは見当もつかない。こんなスコアが出せると思ってプレーしてる奴なんていないはず」


と自分でも理解しきれていない様子。


ゴイドスといえばもう一つ。「ドライ」なヒューモアです。その辺はさすが元教員。機転の利いた、ウィットに富んだ受け答えをしてくれることで知られていて、これまでに幾つかの名言が飛び出しています。


例えば、


■今回の「59」の直後、彼の身長(5フィート9インチ=172cm)と同じ数字ですねと聞かれ


「6フィート6インチじゃなくて(大きくなくて)よかった」


■最終日をリードして迎えたとある大会で、第3ラウンド後に「今夜は何を考え、どのように寝ますか?」と聞かれ一言。


「仰向けで寝ます」


■上記にも挙げたミッシェル・ウィが出場していたソニー・オープンinハワイ優勝後の会見で


「150cmの男の子(タッド・フジカワ)と180cmの女の子(ウィ)がいるフィールドで優勝したのはPGAツアーの歴史の中で俺が初めてじゃないか」


などなど、周囲をクスッと笑わせてくれる独特なヒューモアがゴイドスの魅力の一つでもあります。


面白いなぁ~、ゴイドス。このまま逃げ切れて、来週の全英オープンの出場権を取れたらなんてコメント残すんだろうなぁ・・・。

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