先日、PGAツアーの2009年スケジュールの一部が発表された。カレンダーの日程上の関係で初戦の「メルセデス選手権」は例年よりも少し遅い1月8日にスタート。また来年からは「テキサス・スイング」と題してテキサス州での3連戦が組み込まれることになる。FedEx Cupプレーオフまでは計25試合が行われる。
FedEx Cupプレーオフは過去2年通り4戦で行われる。来秋には米国チームVS.インターナショナルチームによる「プレジデンツ・カップ」が開催されるため、今年のライダーカップ同様、プレーオフ最終戦の「ツアー選手権」の前に1週間休みを入れるかはまだ未定とのこと。

photo: flickr@earthgolf
大半のスケジュールが発表されたことで一つ明らかになったのは、経済環境の悪化による試合数の減少がないということ。多くのスポンサーは2010年までの契約となっていて、ほとんどのスポンサー契約金は年々増えていく。よって4大メジャーを除いた試合の賞金総額は2億2290万ドル(約222億円)となり、今年の2億1440万ドルから上がっている。
「(経済悪化により)PGAツアーが後退するのではないかとの噂は誇張されていたことを実証した」とティム・フィンチェム会長は言ったが、それは単純に契約上の縛りがあったからで2010年以降の進退については疑問点が多い。ましてや、欧州ツアーが大金を叩いてPGAツアー選手の勧誘に動き出している現状がある。
この発表会見で明かされなかったのが、PGAツアーの目玉イベント「ザ・プレーヤーズ」の賞金総額だ。「第5のメジャー」といわれるほど世界中のトッププレーヤーが集結し、PGAツアーの本拠地である「TPCソーグラス」で開催される。この試合はツアー全体の象徴すべき大会でもあり、昨年の賞金総額は950万ドル(約9.5億円)だった。
しかし、先立って発表された欧州ツアーの2009年計画に超ビッグトーナメント「ドバイ・ワールドチャンピオンシップ」が新たに追加された。賞金総額はなんと1000万ドル(約10億円)!世界最高額の大会となる。
果たして「ザ・プレーヤーズ」はドバイWCを上回り、世界最高額を更新してくるのか...。
「我々が10億円にするかはドバイとは一切関係ない。ザ・プレーヤーズの将来、また大会自体にとっていいことなのかを考慮する。フィンチェム会長はそれら全ての要素を考えて結論を出すだろう」とPGAツアーの広報担当タイ・ヴォータウ氏は言う。
これまで世界のプロゴルフツアーを盛り上げてきたPGAツアーがこの経済環境の中でもゴルフ界を引っ張っていくという「意地」を見せるのか...。
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