ウェストマネジメントオープン、16番ホールがあれだけ盛り上がる訳

なるほど。。。ちょっと謎が解けました。すっきり。


カイル・スタンリーの感動的な大逆転優勝で幕を閉じたウェストマネジメントフェニックスオープン。試合の展開もエキサイティングでしたが、この試合の名物はなんといっても16番、パー3での「盛り上がり」。今年は「Golf Boys」のメンバーでもあるババ・ワトソン&ベン・クレインがアドリブのラップを歌うなど例年通りの盛り上がりを見せていたようです。


毎年気になっていたのは、スタンドのギャラリーが妙に「一致団結」しているという点。日本の野球の試合のように、応援団長がいるのか?誰かが仕切ってるの?自然発生してるの?


やはり仕掛け人がいたようです。

その男性の名はマイク・レナードさん。ミネソタ州に住むレナードさんはこの大会の地元、アリゾナ州大に通い、卒業後も毎年観戦に訪れているようなのです。言うまでもなく、ゴルフおたく。


このレナードさん、中継していたESPNにインタビューされていました。その様子がこちら。



このインタビューの中にもありますが、レナードさんが最初に観戦に来ていた頃はビリー・メイフェア、フィル・ミケルソンなどアリゾナ州にゆかりのある選手たちのみがギャラリーから声援を浴びていたのだとか。


「だったらもっと小さい大学や全く縁のない選手にも声をかけてあげよう」


と思い、当時大学2年生だったレナードさんは選手のありとあらゆるデータをネットで検索し、リスト化し始めたそうなのです。そのリストは現在340名にのぼり、毎年、スタンドに来る観客に配っているそうなのです!


実際、何が書かれているのか?


今年配布された4枚のリストの一部が公開されていましたので、こちらに貼っておきます。


leonardslist20120206.jpg
photo: golf.com


画質が荒いので見えにくいですが、これ、めちゃくちゃおもしろいです!出場している選手の出身地、出身大学、好きな(嫌いな)食べ物、家族構成、キャディの名前などが書かれた膨大な「選手DB」なのです。


例えば、


■ロバート・アレンビー
オーストラリア。ボートに乗ってて膝を損傷。10年豪マスターズではファンにボール直撃


■リッキー・バーンズ
アリゾナ大。父はペイトリオッツ(NFL)のパンターだった。


■マット・ベッテンコート
大学後、シャワーのドアを売る営業マン。ミシェルという双子がいる。


■キーガン・ブラッドリー
2011年PGA新人王。大のペイトリオッツファン。高校ではスキーの州選抜選手。フェニックスOP初出場。


■クリス・ブランクス
元バーテン。名前の由来は歌手「クリス・クリストファーソン」(母が好きだったから)。妻タミーはクラブプロ。


■ジェイソン・ボーン
アラバマ大、92年11月1日ホールインワン。前夜は飲み過ぎで二日酔いだった。(エースの副賞として)2012年まで毎年10月に50,000ドル貰える。


■チャド・キャンベル
キャディのジャドは大学時代喫茶店でバイト。


■クリス・カウチ
アプローチの時だけクロスハンドで打つ。


■ブライアン・デービス
英JPモルガンがスポンサー。義理父レイ・クレメンスは元イギリス代表ゴールキーパー。


■マーティン・フローレス
大好物はおばあちゃんのエンチラーダ。


■グラム・ディレット
ボイジー州大。カナダ出身、フレームズ(NHL)のファン。先週、キャディが木からボールを救出。高校時代はバレーボール選手。


・・・などなど、本当に試合とは無関係な情報ばかりが羅列されています。選手が16番に入ってくると、その選手に合った声援(出身校のスクールソングを歌ってあげるなど)をかけているんですね。とはいえ、レナードさんはリストのおかげでこの異様な雰囲気ができているのではない、と言っています。アリゾナ州大の生徒たちや地元のファンがいて、お酒を飲んで陽気な気分になっている「つまみ」を提供しているだけだ、と。でも、こういう小ネタ情報がないと、知らない選手(無名選手)は全く声を掛けられずに終わってしまうわけで(コース内なので携帯で検索もできないですし)、盛り上がりるきっかけを提供しているのは間違いないですよね。


というかですね、


このリストを箇条書きにしていて思い出したのですが、これ、2年前の全米オープンなう生中継番組用にあくせく準備した選手の小ネタリストに非常に似ているな、とw


やってること一緒なのか!?(汗


☆ババ&ベンのアドリブラップ☆

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