目は命!「トランジションズ」が大会スポンサーになった本当の狙い

石川遼が日本人選手としては史上最年少でPGAツアーの予選を突破した先週の「トランジションズ選手権」。彼の活躍は素晴らしい快挙なのですが、それ以上に大きな功績を残したのが今年からこの大会のスポンサーになった「Transitions Optical(トランジションズ・オプティカル)」社だろう。


大金を叩いてPGAツアーのスポンサーになった背景には、名前を表に出すという目的だけではなかったようです。


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photo: boston.com


言うまでもないですが、ゴルファーにとって「視力」は命ですよね。150ヤードなのか140ヤードなのか?グリーンの芝の芽はどっちを向いているのか?はたまた、林の中に打ち込んだボールを探す時など、ゴルフにとって安定した視力は欠かせません。


トランジションズ・オプティカル」は眼鏡のレンズを研究・製造している会社。今年からこの大会のスポンサーに名乗り出た理由の一つに、ゴルファーのみならず、紫外線からから目を守ることの大切さを訴えるためにあったのです。大会期間中、18番グリーンの奥には、紫外線などによって視界が悪くなった人たちの視力でパッティングを疑似体験できるブースなどが設けられていました。そして、出場している選手、キャディ、選手の家族にはサンプルとして当社のレンズが採用されたOAKLEYのサングラスが支給され、12歳以下の入場者には無料で視力の検査を行っていたそうなのです。


「視界の疾病の50パーセント以上は正しいサングラスをかけることで防ぐことができるのです。この大会をスポンサーすることで、健康的な目を維持することがいかに大切かというメッセージを伝えることができると思います」と、トランジションズ社のマネジング・ディレクターのデイブ・コール氏。


本社がこの大会開催コース、イニスブルック・リゾートから20kmほどのところにあり、立地的にも地元の人たちにまずは理解してもらうという狙いがあったのでしょう。そして、この時期、PGAツアーは「Florida Swing(フロリダ連戦)」で快晴に恵まれたフロリダ州の試合が続きます。逆に言うと、参戦しているゴルファー(とその家族)にとっては最も激しい紫外線を浴びやすい数週間なのです。一番サングラスが求められるであろう、そして紫外線に対する正しい知識と予防法を多くの人に伝えるには絶好のタイミングであり、舞台だったのでしょう。


特に厳しい争いをしている選手たちにとっては尚更目のケアは大事だそうなのです。「正しいサングラスを装着していないと、目の疲れだけではなく、精神的、肉体的な疲労に直結します。大会最終日、最終3ホールの大詰めで、その疲労の度合いが勝つか負けるかの差になるのです」と、OAKLEY社のマーケティング担当ルイス・ウェレン氏。


ちなみに、OAKLEYがサングラスを提供しているメジャーな選手は、デビッド・デュバルデビッド・トムズイアン・ポールターヘンリック・ステンソンなどだそうです。(ステンソンはウエアも提供してあげた方が良いのではw)NIKE GOLF、キャロウェイなどもオリジナルのサングラスは生産していますが、トランジションズ社のレンズを採用しているのはOAKLEYだけだそうです。


日本もこれからゴルフシーズンに突入しますが、日差しもより一層強くなってきます。改めて、目を守るギアが大切なのかな~と思ってしまいました。OAKLEYのグラサン、探してみようと思います。


ちょっと皮肉だな~と思ったのは、これだけサングラスの重要性を訴えている会社の大会で優勝したのがサングラスを全くかけてプレーしないレティーフ・グーセンだったということ(笑)。


ま、逆に注目してもらえるきっかけになれば良いのですがね。

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