タイガーを包囲する「疑惑」と「真実」

全米オープンの最終日18番ホール。タイガーは土壇場でプレーオフ進出を決定するバーディパットを沈めて激しくガッツポーズ。海のこちら側でも鳥肌が立ち、思わずブラウン管に向かってガッツポーズをしてしまった。

しかし、その晩何度もニュースであのシーンが流れる度に、ふと疑問に思うことがあった。

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photo: latimes.com


あれ、膝痛いんじゃなかったっけ?と。


どうみてもティショットをミスショットした時の痛みと、ストレートに当たった時の痛がり方が違いすぎて、こんなことは絶対にないと思うけど、「ひょっとして自らの優勝を美化するための演出?」と思ったひねくれ者もいたと思う。それくらい両極端なリアクションだったからだ。


しかし、それを口にし、ブログのネタにするのはタブーのような気がして・・・。全米オープン史上最高のシーンの一つを台無しにするようなことを書いてはならぬと己の心の片隅に閉まっておいたのですが、


間近で見ていたプロたちが代弁してくれましたwww 


「彼を見ていて、ケガというより演技だと思ったよ」とカミングアウトしたのはベテラン、ケニー・ペリー。今週のPGAツアー大会、トラベラーズ選手権ではタイガーの長期離脱について選手たちは各々の意見を述べ始めている。


「でも靭帯損傷と疲労骨折だろ?それを耐え切ってあれだけのことをやってしまうのだからすごいよね」とペリーはフォローした。


続いて「アンチ・タイガー」としても有名で全米オープンを2度優勝しているレティーフ・グーセン


「彼はミスショットした時には痛みを露にし、ナイスショットをした時はそうではなかった。パットを沈めて歓喜のあまり跪いて叫んでいた時、膝は痛くなかったのだろうね。彼は痛いふりをしていたのか、本当にケガをしていたのか、誰にも分からないよね。個人的には、もし本当に重傷だったのであれば、出場していなかったよね」とタイガーが長期離脱する前にコメント。


そして、先日の再手術のニュースを受け、


「そうだね、彼は痛かったんだね。14回目のメジャー制覇も素晴らしい功績だよ。でも、まだ疑問だよね。どれほど膝の痛みがあり、または痛くなかったのか。だって、もし本当に状態が悪ければ棄権していただろ?彼が痛がる演技をしていたとまでは言わないよ。そんなの俺のしったことじゃないし」と、疑い続けるグーセン。


ジョー・オギルビーからはあまり笑えないコメントが...。


『よかったな、これで賞金額が18%アップしたぞ!』と冗談交じりに言ってるよ。。。でもそう言っている奴らの表情はどこかぎこちない笑みを浮かべているんだよな」とオギルビー。


ぎこちない笑顔の理由は仮に総賞金額の10%を荒稼ぎしてしまうタイガーであったとしても(実際はそんなに高いはずがない)、彼がいなければ米国男子ツアーの魅力は激減するからだ。主な収益源であるスポンサーは下りるだろうし、テレビ中継も観客動員数も落ちるだろう。デフレスパイラルに陥るのか、またはPGAツアーならではのスター発掘(育成)でタイガー不在の窮地を乗り切るのかは見物だ。PGAツアー全体の数字は全米オープン前後で少し追いかけてみたいと思う。面白い結果が出そうだ。


タイガーのネタは尽きません。米サイトの掲示板やスポーツサイトなどでは、連日ゴルフ評論家の意見、著名人のコラムなどが相次ぎ、ケガをしてからの方が盛り上がってるのではないかというくらい毎日何かしらのネタが飛び交っている。


戦線離脱をしていても話題になるあたり、さすがタイガー様様だ。たとえそのケガの「真実」が明かされなかったとしても・・・。

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