There is more than one way to skin a cat.
よく使われる英語のことわざですが、直訳すると「猫の皮を剥ぐ方法は1つ以上」、通常は「物事の解決方法は1つではない」という意味で使われます。
先週からPGAツアーを取り巻いているPing Eye 2ウェッジ問題。これまで出てきた解決案にはなかったアイデアがロリー・マッキロイから提案されたようです。
【PingEye2問題関連】
・ストリッカー「こんなことで騒いでいる場合ではない」
・ピン会長「現実的な解決策、前向きに話し合ってもいい」
・ピン会長、「現実的な解決策、前向きに話し合ってもいい」
・PGAツアー、「Ping Eye 2使用の批判は不適切」
・シンクのぼやき「俺も使っちゃおうかなぁ~・・・」
・ミケルソンのクラブセッティング(PingEye2ウェッジ入り)
・ミケルソン、名誉棄損で訴訟?!
・今田竜二、「『いんちき』ではない、でも・・・」
・マッキャロン「ミケルソンの使用は『いんちき』」
・Ping Eye2ウェッジ使用を巡る賛否両論
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photo: zimbio.com
今週、欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシックにディフェンディングチャンピオンとして出場するマッキロイ。試合前のインタビューで今回のウェッジ問題について聞かれて、今年から導入されたウェッジの溝に関する規制を改めて検討すべきと言及していました。
「グリーンを硬くして、ラフを長くしてロースコアが出ないようにすればいいのにな・・・。コースの難易度をグッと上げれば優勝スコアが20アンダーだったのが12アンダーになる」
とマッキロイ。ウェッジの溝を見直して問題が生じるのであれば、コース自体を難しくしてしまえばいい、という発想の転換です。
そもそも、ウェッジの溝のV字型規定には「フェアウェイキープすることへの恩恵」、つまりあらゆるショットの中で正確性をより求めていこうという前提があります。そういう意味では、マッキロイの提言は外れてはいないでしょう。それが正しいかどうかは別として・・・。一つ反論するとしたら、USGA主催の全米オープンでは、毎年ラフの深さとグリーンの異常なまでの早さに手こずる選手、愚痴る選手が出てきます。PGAツアーの全試合でコースの難易度を上げることは全米オープンのようなメジャー大会の「価値」を下げてしまう・・・かもしれません。
ただ、マッキロイの意見としては単純にコースを難しくするのは本末転倒で、ゴルフそのものの醍醐味を追求しながらコースの難易度を上げていく、ということだそうです。
「彼ら(USGA)はプロゴルフの全体のレベルとアマチュアゴルフのレベルのギャップを縮めようとしているんだと思う。・・・テレビでゴルフ観戦していて、全員が全員パーを取るのに必死になっているゴルフは面白くないと思う。バーディを取っているところも見たいでしょう」
たしかに、年に1、2回、マスターズや全米オープンのようにパーがよしとされる大会はあってもいいと思いますが、バーディ合戦も同様に見ごたえがあります。ボギーが良いスコアとされるところでパーを拾える選手が勝つ大会もあれば、バーディが確実なパー5でパーしか取れずに優勝を逃してしまう大会もあるべきです。
一概にコースを難しくするという解決案では・・・。


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