クエイルホロー選手権最終日:「勝ち方」を学んだショーン・オヘア?

メジャー級の面子、グリーンの速さで行われた「クエイルホロー選手権」。1ヶ月前の「アーノルド・パーマー・インビテーショナル」でタイガー・ウッズに5打差を逆られ「イタい男」になってしまったショーン・オヘアが今度はお返しとばかりにタイガーらを一気に捲って逆転優勝。通算11アンダーで2位のルーカス・グローバーババ・ワトソンに1打差を付けて今季初勝利を挙げた。


首位と2打差の絶好の位置からスタートしたタイガーはバックナインを全てパーで終え、猛チャージは不発、4位に終わった。

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photo: pgatour.com


「ベイヒルで負けた時はガッカリした。タイガーが相手だとは言っても5打差を守れなかったことからは学ぶものが多かった。コーチにも話したし、キャディのポール・テソーリとも話した。皆の意見として一致したのは、あの日のように優勝の可能性があるポジションに常にいれるようなゴルフをすることが一番大事だということ。失敗をしてもいずれはどうやったら勝てるのかを学べる、と。ベイヒルでの一件からこんなに早く勝てたことは素直に嬉しい」とオヘア。


それでも本当に「勝ち方」を学べたかは疑問。オヘアは15、16番をバーディとし、2位以下に2打差付け、安全リードに見えた。クエイルホローの上がり3ホールの難易度を考えれば残り2ホールをパー、最悪でも1オーバーで回ってくれば優勝(最悪でもプレーオフ)は想定できたはず。しかしオヘアは17、18番を連続ボギーとして後続に僅かながら再逆転の可能性を残してしまった。この辺りにまだ最後の詰めの甘さが残るのも事実。


この優勝でオヘアはFedEx Cupポイントで3位、世界ランキングも自身最高の12位に浮上。20代の選手で3度優勝しているのはセルヒオ・ガルシアアダム・スコットだけで、(意外にも)アメリカ人選手ではオヘアだけ。オヘアは来月の全米オープン開催中に3人目の子供が生まれる予定。


「彼が才能のある選手であることは皆知っている。素晴らしい家族にも恵まれていて、彼のプレーを見ていると自信を取り戻し始めているのがわかる」と勝者を称えたタイガー。


今週は「第5のメジャー」と言われていてPGAツアーの最高賞金額大会の「ザ・プレーヤーズ」が開催される。2007年の大会でオヘアは最終日最終組で周りながらフィル・ミケルソンに屈した。


今週もまた「勝ち方」を学べるのか・・・。アメリカの若き大将がいよいよ本格化しようとしている。

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