ごもっとも!スティーブ・ストリッカー「こんなことで騒いでいる場合ではない」

今年も出だし好調のスティーブ・ストリッカー。開幕戦のSBSチャンピオンシップで10位タイ、続くソニー・オープンで3位。中2週空けて今週のノーザントラスト・オープンに出場します。


練習ラウンドの後に、「あの」件について聞かれていました。そして、誰もがうなずくような正論で回答していました。


【PingEye2問題関連】
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Ping Eye2ウェッジ使用を巡る賛否両論


ゴルフダイジェスト・オンライン

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photo: zimbio.com


「あの」件とはPing Eye 2ウェッジ使用を巡っての論争。先週、先々週と試合会場から離れていましたが、最新の情報はネットやゴルフチャンネルで追いかけていたようです。


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Q:先週沸き起こったウェッジのグルーヴ(溝)問題。こんなことになると思っていましたか?


ストリッカー:
「どうだろう・・・。ピンのクラブは使用可能だと知って、みんな不意をつかれたんじゃないかな。少なくとも俺は考えもしなかった。他にもそういう選手はいたと思う。徐々に話が大きくなっていき、気付いたら話題性だけが先行してしまっていた」


「でも、ルールがよくないと思う。適合グルーヴのクラブがある一方、1990年前に作られていたものも使ってもいい。ルールを変えるしかないと思う。でもこの問題には法的な一面があり、残念ながら俺はそれを語れるほど頭がよくない。


「願わくば、早期に解決してみんなが平等な環境でプレーできるようになってほしい。それが一番大切なことだと思うし、きっと同じ溝のウェッジでプレーしていることを望んでいるんだと思う。そもそも(1990年前製造の)ピンのクラブはなかなか手に入らない。ピンが再び作り始めているわけではないし、e-Bayやネットでしか出回っていない。


「だからみんな同じルールの下プレーしているということを望んでいるんだと思う。そして、(昔のピンのクラブを使っていた)彼らは何も悪いことをやっていない。少なくとも俺はそう思う。彼らはルールの範囲内でプレーをしていた。いかさまをしていたわけではない」


Q:スコット・マッキャロンがフィル・ミケルソンに「いかさま」という言葉を使った。これは言い過ぎだった?


ストリッカー:
「そうだね。彼がどんな言葉を使おうが構わない。「いかさま」と「フィル・ミケルソン」という2つの単語が同じ文章で使われていても。ただ、我々の競技は今大変な時期にあり、このような話題で騒いでいる場合ではない。


「今あるルールがフェアなものではないと思う。それをどうやって直していくか・・・そこに注力すべきだ。みんなが同じ仕様のクラブでプレーをしていることが望ましい」


Q:仮に昨年の11月ないしは12月にPGAツアー側から選手たちに向けて今回の件の状況説明がされていたとしたら(「来年からこのようなルールが導入されるが規定外のクラブを使っても良いものもある。でも全員で足並みを揃えるべきだから、お願いだから使わないでくれ。使ってもいいけど使わないでくれ」)選手たちの反応は違ったと思いますか?


ストリッカー:
「それでも使った選手は出てきていたと思う」
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ストリッカーが言うとおり、PGAツアーに限らずゴルフ界はスポンサー離れに始まる試合数の減少という大きな問題に直面しています。2016年のオリンピックに向けての取り組み(競技の普及)もあります。


PGAツアーに限って言えば、世界No.1のタイガー・ウッズがいつ復帰するのかわからない現状があります。そしていつまでプレーを続けるのか・・・。更には多くの選手が欧州ツアーに魅力を感じ始めていて、これまでのツアー運営では成り立たなくなるかもしれない-アジア進出も可能性としてあります。


そんな厳しい現実に直面している中での今回のPing Eye 2問題。


「このような話題で騒いでいる場合ではない」。


おっしゃる通りでございます。

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