ザ・プレーヤーズって本当に「第5」のメジャー?と素朴な疑問を投げかけたL.ウェストウッド

今週の「ザ・プレーヤーズ」初日、今田竜二らと共に5アンダー、3位タイと好スタートをきった世界No.4のリー・ウェストウッド。ここ1、2年のメジャー大会での実績を見る限り、メジャータイトルに最も近い男の一人です(個人的には1位)。


そんなウェストウッドが先日、実に鋭い指摘をしていました。


「ザ・プレーヤーズって本当に『第5のメジャー』なのか?」


うーん、見方によってはそうでないとも言えそうです。

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photo: wikimedia commons


1974年に「トーナメント・プレーヤーズ・クラブ」として幕を開けたザ・プレーヤーズは今年で第37回目を迎えています。1980年に「TPCソーグラス」がオープン、ファンがより観戦しやすい視点で設計された「スタジアム」型のコースは斬新なアイデアとして話題となり、今でもピート・ダイ設計の代表作とされています。


この大会は年々賞金額も増額し、PGAツアーの本拠地ポンテ・ベドラ・ビーチ(フロリダ州)で開催されていることもあり気付いたらPGAツアーの看板試合になっていました。なんと、優勝賞金だけで見ると・・・


1.ザ・プレーヤーズ:$1,710,000
2.世界ゴルフ選手権(WGC)の4戦:$1,400,000
3.メジャー3戦(マスターズ、全米オープン全米プロ選手権)とFedEx Cupプレーオフ4戦(ザ・バークレイズ、ドイツバンク選手権、BMW選手権、ツアー選手権):$1,350,000
4.全英オープン$1,221,005
※2010年データ


メジャー、WGCの3戦を抜いて断トツの1位。でも本当に「第5のメジャー」なのか・・・。ウェストウッドは出場してくる選手のフィールド、選定方法など総合的に見るとWGCの方が上だと言っています。


「ザ・プレーヤーズは第5のメジャーとして捉えられてきていたし、90年代後半にはそんな感じがした。ただ、世界ゴルフ選手権(WGC)が設立されてからは、一歩後退したような気がする。今はみんなプレーヤーズの前にWGCを優先している。ということは、何番目になるの?第8のメジャー?


「とはいっても規模の大きい大会であることには変わりはないし、名誉のある大会で、フィールドも素晴らしい。自分も含め、誰もが一度は勝ちたいと思う試合だしね」


WGCが設立されたのは1999年。確かに、出場選手が「世界」から集結するという意味では「第5」というタイトルが相応しいのかもしれません。これまでは世界をリードしてきたアメリカのPGAツアーが「看板試合」とうたっていたから、ザ・プレーヤーズが「第5」と言われてきていたのも事実ですね。


そのPGAツアーの看板も、ここ数年は米国以外の国籍の選手が活躍しています。過去8年で5度、インターナショナルプレーヤーが優勝しています。


何をもって「メジャー」大会と言うのか・・・アメリカ人(特にタイガー・ウッズフィル・ミケルソン)以外の選手たちが世界の大舞台でもっと頻繁に優勝し始めると、これまた新たな局面に入るのかもしれませんね。

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