ベライゾン・ヘリテージ3日目:ブー・ウィークリーがブーイングされない(される)理由

今週のPGAツアー「ベライゾン・ヘリテージ」は3日目を終えてブライアン・ゲイが13アンダーで単独首位。3打差の2位にニュージーランドのティム・ウィルキンソンがつけていて、その後ろにはリー・ジャンセン(9アンダー、3位)、トッド・ハミルトン(8アンダー、4位)、デービス・ラブIII(7アンダー、5位タイ)らが続いています。


ラブIIIに「彼を捕まえるのは難しい」と言わせるほど今週のゲイは安定したショットメイキングで、自身ツアー2勝目が目前まで来ています。しかし、このハーバータウンゴルフリンクスのギャラリーを最も沸かせているのはやはりあの人のようです。

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photo: guardian.co.uk


ブー・ウィークリー。今週のベライゾン・ヘリテージでは前人未到の大会3連覇がかかっていたのですが、最近悩まされている背中のケガが完治していないようで3日目を終えて2アンダーと苦しんでいます。


しかし、プレーでどれだけ苦しくても、ファンサービスを忘れないのがブーの最大の魅力だったりします。


この大会の3日目、出だし1番ホールのアプローチ。ボールはグリーンからこぼれてしまい、ギャラリーロープ最前列で座って見ていたおばさんの足元まで。こともあろうか、足元に置いてあったコップに直撃し、中身が溢れてしまったのです。


飲み物をこぼしたと言われたブーがおばさんに言った一言。


「ごめん、ごめん。1ドルくらいならあげるよ」


ギャラリーは大喜び。スコアが悪くても、応援してくれているファンと壁を作らずコミュニケーションをするブー。勝ってブーイングされるのは、もちろんブーだけでしょう。


■昨年のベライゾン・ヘリテージ


外見も映画「フォレスト・ガンプ」からそのまま出てきてしまったような田舎臭さが残るし、PGAツアーの選手の中でも飛び抜けた技術があるわけでもありません。一つあるとすれば「ファンの声援を最も力にする選手」なのかな・・・。日本ではすし石垣といったところでしょうか。ブーのような憎めない人柄は演技して作れるものではないし、きっと生まれ持ったものなのではないでしょうか。


タイガー・ウッズのようにスマートでストイックな選手もいれば、ブーのように不器用でひょうきんな選手もいる。


PGAツアーの魅力を改めて感じてしまうラウンドでした。


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