妻からの「サイン」でラストスパートを掛けたウィリアム・マガート

FedEx Cupプレーオフは今週が第2戦の「ドイツバンク選手権」。ご存じの通り、このプレーオフは最初が125名でスタートし、順位に応じてポイントが与えられ、2戦目に進出できるのが上位100名、3戦目が70名、そして最終戦には30名が進出。最終的に最もポイントを多く獲得した選手が年間チャンピオンに輝きます。


ランキング125位でぎりぎりプレーオフに進出したのがウィリアム・マガート。今季からPGAツアーに昇格したばかりのルーキー。ただ、この人、何か「持ってる」かもしれません。

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photo: zimbio.com


2戦目のドイツバンク選手権に駒を進めるためには100位以内に入ることが条件で、一つでも上の順位でフィニッシュすることが求められたマガート。ザ・バークレイズ最終日、ラウンド中も自分の順位を確認しながら、あと何打伸ばさなければいけないのかを確認しながらプレーしたかったはずですが、不運なことにハリケーン「アイリーン」の到来が予想されていたためコース上のスコアボードは全て撤去されていたのです。


あと何打必要で自分がどのポジションにいるのかも全く分からない状況で、救世主となったのが妻サラさんと全3日間(ザ・バークレイズは3日間競技に短縮された)同組になったP.ハリントンの妻キャロラインさんだったそうです。キャロラインさんはラジオ速報を聞きながらコースを回っていて、17番ホールに来た時点でのスコアでホールアウトすればマガートはポイントランキング予想で101位だということを知ったのです。残り2ホールで1打伸ばさなければいけないことを知り、キャロラインさんはすぐさまサラさんに伝えたのだとか。


そして、サラさんはティーインググランドにいる夫に向かって


「1 - 0 - 1」


と指で合図し、現在のポイントランキングを知らせたそうなのです。これを見たマガートとキャディは


「あと1打必要」


と状況を把握。そして、その17番では「今週のベストスイングだった」という2打目を2メートル弱に付け注文通りのバーディをゲット!土壇場で一つ順位を上げて24位タイでフィニッシュし、FedEx Cupポイントランキングも96位に浮上したのです。


今週のドイツバンク選手権では2試合連続がけっぷちからの戦いになりますが、ここぞという時に決められる力はすごいですね。妻(と同組選手の妻)との見事なチームワークで次戦への切符を手に入れ、この勢いはどこまで続くのか・・・注目したいと思います。

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